ルパンの娘 10話 感想|マルシアさんに「産みたいわ」と歌わせる最終回直前(笑)

 

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いやぁ…本当に、ただのコメディドラマだからって侮れませんねぇ。

別に今まで侮って見ていた訳ではないし、

何なら本作の良さを初回からずっと書き綴ってましたけども、

今回は特に「そう繋がって来るんだ〜!」という

意外性たっぷりの話になっていたと思います。

 

マツ(どんぐり)がなぜ華(深田恭子)の恋を家族の誰よりも応援して、

和馬(瀬戸康史)が警察だという事実をいち早く知っていたのか。

以前巌(麿赤児)が言った「あの桜庭」とはどういう意味なのか。

そして、警視庁一課がLの一族を抹殺すると計画するようになった理由とは…などが、

マツの過去と現在の華に共通する作りに。

 

個人的には、どんぐりさんは引き立て役だと思っていて、

そんな鍵を握る役だとは予想してなかったので驚きましたが、

シリアスなキャラもハマるんだなぁ…と、終盤のシーンを見て確信。

車を運転する時の顔つきは、もはや「孫の背中を押すおばあちゃん」そのもので、

いつもの飄々とした雰囲気とはうって変わって、

キリッとした表情になっていたのが印象的でした。

でも、車は高齢者マーク付き。細かい所までこだわる演出、やっぱり好き(笑)

 

そして、回想が始まった時は

華と和馬の二人が親族の若い頃を演じるのには変な感じがしたものの、

藤岡弘、さんの系統の顔じゃないのにちゃんと和一の青年期に見える

瀬戸くんの佇まいと厳格そうな喋り方には、さすがドラマ連続出演者だなぁと

納得してしまう程の演技力の高さが感じられて。ここも、良かったです。

 

ラスボスはエミリ(岸井ゆきの)の祖父・巻英輔(浜田晃)だと判明し…

巻率いるもみ消し警察家族から和馬を救え!という

最大級のミッションが用意された最終回直前。

こう言うとありきたりな言葉になっちゃいますが、

脚本・演出・音楽・役者の演技と、全体的に高水準な作りで楽しませてくれた本作なので…

どんな結末が待っているのか、期待したいです。

 

 

そうそう…クライマックスだというのに

マルシアさんに「♥産みたいわ〜」「♥産んでみせるわ〜」歌わせるのには

声出して笑いましたわ(笑) お堅い人物がまさか歌うとはっていうギャップよね。

んで、どんぐりさんのヨコハマメリー仮装再びのくだりは…

多分、好評だったからなんでしょうねぇ。

 

 

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