姉の葉子(仲間由紀恵)は完全なる不倫だけど、
鐘子(杏)は不倫と嘘付いているだけで、特に世間的な落ち度は何もない訳だし…
友人の言う通り、さっさと本当の事言っちゃえば良いのになぁって思います。
このドラマは色々と置いてけぼりにされる部分が多いですが、
まず一番疑問に思うのはそこ。
「なぜわざわざ既婚者と嘘を付くのか」に共感出来なければ、理解も出来ない。
その肝心な所はサラッとで、奇想天外な発想を持った主要人物二人が繰り広げられる
ただの「王道恋愛ストーリー風」ばかり見せられてしまっては、
頭も困惑状態になってしまいます(汗)
初回で伴野(宮沢氷魚)の人物描写をしっかりやらなかったのも痛手で、
ぶっちゃけ…今回はますます変質者に見えたかなぁ。
キュンのキの字も感じられない。←あの写真がバーっと壁に貼ってあるの、怖かったw
ってか、「帰国子女」設定に頼り過ぎじゃない?
「婚活」が分からないのはまだ良い。でも、旦那の写真見せてくれって普通に怖いぞ?
いくら海外の文化に長年触れていて、日本の感覚と違うからって
そんな事言うもんなんでしょうかいね。帰国子女の人って。
鐘子も鐘子で、ますます危ない女性に磨きがかかり…といった印象で。
指輪返してもらう目的で伴野に会ったのに、
デート楽しんでたらすっかり忘れてたって、こりゃ、ダメだ。
途中で「まだ返してくれない…」ってモヤモヤしないもんなのか(笑)
第一、伴野は帰国子女の割には、外国人が大勢いても外国語を全然話さないし、
その時点で本当に帰国子女なのかと疑わないなんて、
今後詐欺に遭う道まっしぐらじゃあないの。
で、やっと疑ったと思ったら、ホテルで二人過ごして何日後って…遅い!!
指輪もまた落とすんじゃないかとヒヤヒヤしました。
人の物なので、さっさとバッグにしまいましょう…。
で、人の指輪なのにインスタに夜景と共にUPしちゃう世界も含め…
本当、この世界は指輪を雑に扱いすぎ(笑)
鐘子と伴野の言動は不可解だらけですが、
あくまでも設定や物語の流れはよくある恋愛モノらしく…
終盤で伴野の余命ネタ?を盛り込んで来るとはね。
不治の病だから、亡くなる前に最高の恋をしようって?ベタいですなぁ〜。
そんな感じの印象なので、どちらかと言えば姉パートの方、
特に、賢治(谷原章介)の今後についての方が興味はあります。
伴野と賢治のどっちかが豹変してドロドロ展開にしてくれれば、
中途半端に空回ってる本作も盛り上がりそうな気もするけども。
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