パーフェクトワールド 5話 感想|ヘルパーの出番の多さにグッタリ…。

 

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うーん…前回のホーム落ちの件と

「ポジションは譲らない」という長沢(中村ゆり)の発言で、

ちょっと見る目が変わってしまいましたかねぇ。

 

スマホを勝手に触る。樹(松坂桃李)が気絶して

ラクション鳴らしっぱなしの所に駆けつける。

↑逆になぜ大きな音で長沢しか反応しなかったのか?という都合の良さが…。

ヘルパーだからって付きっ切り。

どうせ樹に受け入れてもらえないのが分かっているから、

つぐみ(山本美月)に「樹が好き」だと宣言してしまう。1話ではキスをする。

…まぁ、諦めきれなくて今の状態に至ったのは察しはついてましたが、

"恋愛の障がい"として長沢が「私の方が彼を守れるもん」みたいな

マウントを取る描写を、全体的に押し出し過ぎているのが…正直、見ていてウンザリ。

 

つぐみと父・元久松重豊)による気持ちのすれ違いの切なさ。

脚のある是枝(瀬戸康史)につぐみが頼る様子を見て「自分は無力なんだ」と悲しむ

樹の心情を描くだけで十分興味深いのに、

長沢の出番が多すぎるがために、よくある王道の恋愛マンガ風に戻ってしまうのが残念です。

障がい者である人と人生を共にする事の困難さ、を重点的に描けば良いのになぁ…。

前回の後半からガッツリ「ライバルとの衝突」の話になってる印象で、

3話までと作風がかけ離れて行ってる気がしてならないです。

 

しかしまぁ、つぐみを思うがあまりに、別れを切り出す樹の最後のシーンには

感情移入させられてしまいましたね…。主題歌をかけるタイミングって、やっぱり大事。

 

お父さんも我が娘を心配する気持ちは分かるんですけどねぇ…、

肝心な時に言葉足らずになるのは あるあるですし

(樹に言った事をつぐみにも言えれば、誤解も解けるだろうに〜という焦ったさ!)、

あの場で手を掴めたか掴めなかったかは、健常者でも難しい事だったと思うのですよ。

そもそも、ホームから転落だなんて滅多にないですからね。

 

 

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スパイラル〜町工場の奇跡〜 6話 感想|オフコォ〜ゥスなナオミに立ち向かう

 

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「桶本さんの技術があれば…ですよね」と

久万田(福士誠治)が桶本(國村隼)を頼るシーン。

信頼関係が出来ていてカッコイイなぁと純粋にそう思いました。

桶本が自分なりに"プロ"として、仕事を真面目に取り組む姿を見て、

改心する久万田の変化がきちんと描かれたが故に、

ほんの一台詞でもそれを言えるだけの説得力が感じられます。

やっぱり過程は大事ですよね。働く人にフォーカスが当てられたドラマは良いですねぇ。

 

窮地に陥ったマジテックではありますが、

そのお陰で芝野(玉木宏)のマネジメント能力が光る描写も多くなりました。

「客観的に物事を見る主人公が、どう対抗してみせるのか」という点で

物語自体に面白味が増したような気がします。

 

本枠は全8話構成が多いので、残り2話だとしたら、

今回は最終章に向けての盛り上がりを見せてきたって所でしょうか。

ナオミ(真矢ミキ)&村尾(眞島秀和)vs 芝野&マジテック。

芝野がナオミと初対面する事によって

彼女がいかに手強いボスであるかを示す結末となりましたが、

ここまで散々「こいつぅ〜!」と言いたくなるくらいのゲスっぷりを発揮してきた

村尾も含めて、コテンパンにやっつけてもらいたい!(笑)

現状は本当に勝てるのか?状態ですけど、崖っぷちであればあるほど

ワクワクするのがドラマの醍醐味ですよね〜。

 

ナオミのオフコォ〜ゥスの発音の良さと、令和の侍に続いて箱の中に金塊とか…時代劇かっ!w

インパクトを持たせつつ…うん、次回が楽しみです。

 

 

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ラジエーションハウス 7話 感想|技師に良性って診断されてもね…

 

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うーん…今の状態だとやっぱり「医師免許を隠している」設定って

いらないと思うんですよねぇ。

その設定が上手く活かされていないで、忘れた頃にやって来るから中途半端。

鏑木(浅野和之)たちに目を付けられている程「掟破り(らしい)」な主人公なのだから、

いっその事、医師免許であるのを隠し通さずに、

医師技師どちらも出来るのが自分の強みなのだと割り切って、

患者の為に出来る事は何だろうと最優先に考えて動く設定に

変えたら良かったんじゃないでしょうか。…もう7話なんで、今更言っても遅いですけど。

 

恐らく今回の話は、技師だって誇らしい仕事をしてる。

2ヶ月待ちの不安でいっぱいな私に親身に寄り添ってくれてる… 

を描きたかったのでしょうが、

技師の範疇を超えて患者に診断結果告げてるじゃん!

「良性」って断言しちゃってるじゃん!っていうリアリティの無さが引っかかって

いまいちカッコイイと感じられないのが残念。

そもそも、医師側が相手を全否定する悪い人に描かれ過ぎているから、

ここで主人公に見せ場を作ってあげようという作り手の意図がプンプンするんですよね。

もっと医師側の「プロフェッショナル」も見たいんだけどなぁ。

 

軒下(浜野謙太)が実は一流技師だったという台詞がありましたが、

それも、へぇ〜〜〜〜〜…という感じ。

仕事中に新人を一人にさせて、女性とデートしてる描写なんかしたら

その台詞に全然説得力がありません(汗)

「女口説くのに酒はいらねぇ。ぶどうジュースで十分だ。」

でキメ顔するのは笑っちゃいましたけど…余分なエピソードだったかしら。

 

次回、医師免許の件がいよいよバレそうで…

さっさかバレちゃえ〜!と思っちゃいます。

 

おかっぱ頭の学生役のハマケンさんが今回のハイライトでした。可愛らしくて(笑)

 

 

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