コンフィデンスマンJP 運勢編 感想|運を信じた者にだけ神は微笑む

 

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面白かった!

久々に本作独特のわちゃわちゃっとした雰囲気を味わいました。

 

ダー子(長澤まさみ)たち3人が解散した後の別行動に関しては、

本当に仲間割れしたのかな?解散と見せかけて仕掛けてるんじゃないのかな?

と思いながら見ていたのでここは予想通りではありましたが…

まさか、おみくじの内容に倣って

神を味方につけるとは意外過ぎたわ(笑)

あと、警察や勾留所が本物だった件も。

端から見ると前代未聞な計画なんですけど、

神を騙しておみくじの運勢も変えてしまうダー子…恐るべし、でした。

 

元々テンションやノリがぶっ飛んでるキャラクターなんで、

成し遂げられちゃうのにも妙な説得力があります。

サンシャイン池崎、ララランド、ザ・ベストテンと…

まさみちゃん、全力で演じ切られてて、とっても楽しそうだったなぁ。

むしろ、連ドラの時よりも全力だった気がするような(笑)

 

ゲストの中山美穂さんも「黄昏流星群」のパンを焼き続ける奥様役より

小賢しい悪女っぷりをイキイキと演じられてたと思いますし、

北村一輝さんは悪役と呼ぶにはしっくり来る風貌で…でも「お守り買おう」って

最後にしょんぼりする姿は可愛らしかったです。

小悪魔な広末さんも良い!

船越さんは…本当に序盤だけの出番だったとは。

 

運にしがみ付こうが、しがみ付かなかろうが、

人間皆 結局は運に頼ってしまう生き物なんだという話なのかと思ってたのですが、

運を馬鹿にする者は神から天罰が下り、信じる者にだけ幸せが訪れるという

何とも皮肉めいたお話でした。そこが面白かった一番のポイント。

 

予想していた展開の斜め上を行く作りはSPでも健在でしたが…

ただ、種明かしまでがちょっと長かったかなぁって気がしないでもない。

3人のチームワークでお魚を騙していく所が本作の特徴だとも考えてて、

今回に関しては全体的に1人ずつのエピソードを描く事が多かったため、

楽しみにしていたものを中々見られなかったっていうのが大きいのかも。

映画やSPも良いけれど、1時間の作りがピッタリなんじゃないかしら。

また月9に戻ってきて欲しい限り!

 

勿論、完全新作としてSPを作ってくださったのは嬉しかったです。

映画は…いつ行こうかなぁ。映画に行く時間ってあまり取れないんですよね〜。

賭ケグルイ」もあるし…うーむ、どっちも見に行きたい。

 

 

↓連ドラ時代の感想はこちら↓(5話分しか書けてない&今より拙い感想ですが〜)

rincoro-ht.hatenablog.com

 

あなたの番です 6話 感想|犬神家みたいな足入りゴルフバッグが届く。

 

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首の次は、足…。

ドラマが終わるまでに全パーツ出てきたりして…(笑)

 

何度も書いているけれど、人を驚かせるホラーな作りは「引き」としてよく出来ていて、

早く次が見たいと思わせる作品ではあります。

でも、マニキュアを足に塗るシーンがあったとは言え、

あれが児島(片岡礼子)の足だとは断定出来ないかなぁ。マネキン?

殺されたんじゃないかと心配させるために、

いたずら心で送ってきたのもあり得そうですけども…うーむ。

 

そして、気になるのは、いつも1枚だった「あなたの番です」の脅迫文が

今回は2枚であった事。

届いたのは久住(袴田吉彦)と浮田田中要次)の2人。

殺してもらった人が今度は殺す番というルールを踏まえるならば、

俳優・袴田さんを殺したかのような場面の流れだった

浮田たち3人衆はシロになる…?

でも、浮田赤池美里の名前を書いたと告白してましたよね。

その告白が本当だとしたら、久住に送ったのは浮田だけど、浮田に届いたのは

流れに乗っかっての誰かの悪ふざけによるもの?

 

書いた名前の告白と言えば、菜奈(原田知世)は細川朝男の名前を書いたんだと

見受けられますが、早苗(木村多江)&黒島(西野七瀬)に関しては

その名前を書いたかどうかの確証はまだ取れませんね。

前から思っていたけど、みんなは声で伝えているだけ。

証拠の紙を出していないから、どうとでも言える可能性もある訳で…

早苗→初恋の人 黒島→早川教授

も本当なのかは正直信用出来ない感じです。「302号室の人」の件もありますし。

 

久住のピックの事を、田宮(生瀬勝久)はなぜ黒島だけに教えたのか。

久々に出番のあった佐野(安藤政信)の運んでいた物からドライアイスのような煙…

一体何を運んでいたのか。

その点も気になりますが…

 

未だに303号室が空室という事実を、物語上では誰も触れてないんですよね。

空室とは言え、隣の部屋は手塚夫婦だから、何か手がかりとなる物が隠されていたり

しないかと疑問に持たないもんでしょうか。

まさか…303号室には幽霊が棲みついていて、交換殺人を実行した犯人は

その人だったってオチじゃああるまいね?(笑)

 

菜奈と翔太(田中圭)間での疑惑もほぼ晴れたみたいですが、

やっぱり翔太がただの純粋で一途な人とは思えなくてねぇ…。どんだけお人好しなのさ。

化けの皮、剥がれてきそうな気がするんですよ。なんせ、2クールありますから。

 

 

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俺のスカート、どこ行った? 5話 感想|若林の周りには頼もしい人だらけ

 

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まさか、1話でメインだった若林(長尾謙杜)を

再び描く事になるとはねぇ…そこは、ちょっと意外でした。

でも、一人の生徒のために生徒たちを数人呼び寄せて、

恋愛講座という名の"生きていく上で貴重な経験"を学ばせようとする

のぶお(古田新太)の指導法が面白い。

 

のぶおを含んだ「味方」はシーンを重ねるごとに多過ぎか!って程増えてきますが、

逆にそれがピュアっピュアな若林を守る、壁のような頼もしい存在に見えた回でした。

可視化される事で生まれる安心感ってありますよね。

「若林にはこんなに仲間がいるんだよ」とさり気なく伝えたかったのかもしれません。

他にも、買い物に付き合ったり、恋愛テクを直で学ばせたり、近くで見守ってたり…

良いですねぇ、こういう親身になってくれる先生の授業を受けてみたかった。

 

若林くんは結局フラれる結末になっちゃいましたが、自分の気持ちを伝えられた事、

決して無駄ではなかったと思います。

「今はさっきよりも嫌いで、でもちょっとだけ好きです。」

これ、何も取り繕ってない感じで可愛かったなぁ。今後も純粋な子でいて欲しい!

のぶおが言ってたように、「心のブス」にはならないで欲しいですね。

 

前回の話は、工場には誰も教師を配置しない件、知らない人のご飯を代わりに食べる件など、

のぶおが生徒を助ける場面を作るための"設定の都合の良さ"が目立った印象でした。

ですが、今回は丸々「生徒の悩みを先生が解決してあげる」恋バナ展開にする事で、

生徒自身の変化を見せつつ、のぶおらしい破天荒さも前面に押し出す

バランスの良い仕上がりになっていたと思います。

 

若林の告白を後ろで見守ってたはずが、「あれ、のぶお先生がいない!」と

全員でビックリする"ハズし"の部分があるのも楽しい。

うちの母も「このドラマ面白い〜」と笑いながら見ております。

枠が土10になってから若干背伸びした題材が増えた印象ですけど、

やっぱりこの曜日この時間は、老若男女気軽に楽しめるモノがハマるのかも。

以前の土9イズムが感じられて良いですよね。

 

薬が本当に脂肪燃焼薬なのか?

明智(永瀬廉)の元に届いた「父親を無視するな」とはどういう事なのか?

も気になりますけど…前回に引き続き

やたら「あなたの番です」を宣伝しているのも気になります(笑)

スタッフか古田さんかが誰かと仲が良いのかしら。

その割には、あな番で俺スカ関連の台詞は出て来ない。アドリブ?

水曜の某白衣のドラマも宣伝してあげたら〜?←見てないんで別に良いんですけどw

 

 

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