パーフェクトワールド 6話 感想|共感出来ない人が増えて行く…

 

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ヘルパーの長沢(中村ゆり)にイライラ、イライラ…(笑)

 

樹(松坂桃李)の前で急に泣き出したから、

それはどっちの涙なの???まさか…と思って見てたら…

「でも、これでまた元通りなんだよね」

やっぱり「彼女がいなくなって良かった」って意味の嬉し涙かよ〜〜〜〜〜!!!!!

ってなもんで。

つぐみ(山本美月)と樹が別れる事になったのも、

元はと言えば彼女の前でマウントとってた長沢に原因アリでしょうに。はぁ…………

本当はそんなつもりじゃなかったのに…な罪悪感から来て涙したんだったら

ちょっとだけ同情出来たかもしれないけど←多分、

仕事を差し置いてあまりの私利私欲っぷりに

今回の件で完全に自分の中では苦手なキャラとなりました(苦笑)

好きだと告白出来るチャンスを作るために、つぐみと対立したり樹に構いまくったり、

全て自分の思い通りにしようと動いたって訳ですよね。はいはい。

一番可哀想なのは、そんな元奥さんに振り回される元旦那の方だよ…。

ついでに言うと、告白されてからもヘルパーとして頼む樹の気持ちもよく分からない。

 

よく分からないと言えば…

1話終盤までは確か事務で、デザイナーとしては実績がまだ少ないはずのつぐみが

もうフリー→スカウトされた会社に勤めているのも、

いつも妹と同居して実家帰りに付き添って「いつ仕事に行ってんだ?」と思えてしまう

洋貴(瀬戸康史)の事もよく分からない(笑)

樹がつぐみを偶然見かける場所とタイミングが都合良過ぎるのも。

つぐみの携わる案件に樹が関わっていたのもな。

その依頼主の奥様が車椅子の患者だというのも…

つぐみの気持ちを変えさせる手段なのが見え見えでやり過ぎ。

「お前の夢を叶える事が俺の夢で俺の幸せなんだ!」って言葉を贈りたいんだったら

健常者の設定でも良かったんでないかいね?

 

で、いきなり登場してきた夫婦のお陰で、すぐ心を入れ替えるつぐみ。

長沢には共感出来んわ…と思いましたけど、

つぐみの心境の変化の速さにはもっと共感出来なかった。

似たような設定の夫婦で似たような言葉を言わせる展開にするより、

松本での両親や近所夫婦など"パートナーのいる人々"とのやり取りを通して、

じっくり過ごしてみた上で気づきを得て変わって行く過程…を見たかったんですけどね。

そこを端折ってしまっては、感情移入もしづらい訳で…

 

回を増すごとにあざとさや粗削りが目立ってしまって、

もう本当に、「どうしてこうなった」としか言えませんわ。

初回の期待はどこへやら…。

 

 

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