うーん…前回のホーム落ちの件と
「ポジションは譲らない」という長沢(中村ゆり)の発言で、
ちょっと見る目が変わってしまいましたかねぇ。
クラクション鳴らしっぱなしの所に駆けつける。
↑逆になぜ大きな音で長沢しか反応しなかったのか?という都合の良さが…。
ヘルパーだからって付きっ切り。
どうせ樹に受け入れてもらえないのが分かっているから、
つぐみ(山本美月)に「樹が好き」だと宣言してしまう。1話ではキスをする。
…まぁ、諦めきれなくて今の状態に至ったのは察しはついてましたが、
"恋愛の障がい"として長沢が「私の方が彼を守れるもん」みたいな
マウントを取る描写を、全体的に押し出し過ぎているのが…正直、見ていてウンザリ。
脚のある是枝(瀬戸康史)につぐみが頼る様子を見て「自分は無力なんだ」と悲しむ
樹の心情を描くだけで十分興味深いのに、
長沢の出番が多すぎるがために、よくある王道の恋愛マンガ風に戻ってしまうのが残念です。
障がい者である人と人生を共にする事の困難さ、を重点的に描けば良いのになぁ…。
前回の後半からガッツリ「ライバルとの衝突」の話になってる印象で、
3話までと作風がかけ離れて行ってる気がしてならないです。
しかしまぁ、つぐみを思うがあまりに、別れを切り出す樹の最後のシーンには
感情移入させられてしまいましたね…。主題歌をかけるタイミングって、やっぱり大事。
お父さんも我が娘を心配する気持ちは分かるんですけどねぇ…、
肝心な時に言葉足らずになるのは あるあるですし
(樹に言った事をつぐみにも言えれば、誤解も解けるだろうに〜という焦ったさ!)、
あの場で手を掴めたか掴めなかったかは、健常者でも難しい事だったと思うのですよ。
そもそも、ホームから転落だなんて滅多にないですからね。
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