家売るオンナの逆襲 8話 感想|(いろんな)支配からの、卒業〜♪

 

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子供に親孝行を強いる事から卒業した二組の親。

三軒屋チルドレンと家を売れなかった自分自身から卒業した庭野(工藤阿須加)。

留守堂(松田翔太)へのモヤモヤから卒業した足立(千葉雄大)。

そして、すれ違いの夫婦関係から卒業しようと奮闘するサンチー(北川景子)と

課長(仲村トオル)。

 

自分を縛るものからの脱却。自分自身と向き合う事の大切さ。

一歩前進するにはどうしたら良いのかの葛藤。

「自分はどうしたいんだろう」

序盤で足立が言ったこの言葉が、今回のテーマでありました。

 

これがどの登場人物にも関係していたためか、

いつもは「ここのシーンは余分に描き過ぎなくて良いのに…」と思える

脇役の恋愛、不倫エピソードも、

今回に関しては少しでも不必要に感じられなかったのは良かったです。

(でもやっぱり、もうちょい減らして欲しいかな(笑))

 

本筋の家売る描写は、斬新さに斬新さを重ねたものになっていて、

サンチーが急に声が出なくて代弁を庭野がする事になったり、字幕が出てきたり、

「私ではなく庭野が売りました!」と真逆の発言をしてきたりと、

ネタが色々と変化球だったのも面白かった。

ずーっと笑ってはいたけど、ズバッとぶった斬る爽快感ある作りは安定してますよね。

「親孝行なんて糞食らえだ!」

お客様と同じような状況にいる庭野が言ってくれたから

スッキリした部分もあります♪

 

あの女性は、単純に課長が好きで近づいた訳じゃなくて、

誰かに仕掛けられたって事ですかねぇ。

やけに強引に浮気に走らせようとするのが気になります。

となると犯人は…ホテルでの二人を撮った白洲(イモトアヤコ)なんでしょうか。

(でも、営業所を辞めて今ではスーパー勤務だと、彼女一人の命令に

動いてくれるとは思えないし…留守堂も関わってたりするのかしら。)

どちらにせよ、ただでさえ今作ではウザキャラになってる白洲を、

これ以上視聴者に不快感を与えるキャラにはして欲しくはないかな。

 

ラストでは、手を繋いで歩くサンチー&課長夫婦を

留守堂が目撃する展開になっていましたが…あのハミング、不気味ですね。

爽快感あるドラマだからこそ、恋のイザコザは早めにスパッと

解決してくれる事を期待します!

 

 

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