ああ…時間をあまり進める事なく二人をじっくり描いてきたのは、
真司(ムロツヨシ)のプロポーズされた時の感動を味わうためだったんだ…。
目を潤わせながら言うんだもの。こっちも思わず泣いてしまった。
あの「別れよう」の言葉から9ヶ月後。
二人の生活は徐々に変わっていきました。
ずっと元気がなく、質問に答えられなくなって鬱状態の尚(戸田恵梨香)。
当時から書いていた小説が売れて、サイン会まで開けるほど人気になった真司。
真司の設定の方はちょっと出来過ぎてる気はしますが、まぁ、許容範囲。
そんな二人に、「運命」はまたも味方してくれました。
久しぶりの再会でもプロポーズする勇気が持てたのは、
侑市(松岡昌宏)さんの助言のおかげ。
真司「尚ちゃん、結婚しよう」
尚 「名前間違っちゃうけど、良い?」
「鍵さしっぱなしにしちゃうけど、良い?」
「黒酢はちみつドリンク、何度も注文しちゃうけど、良い?」
「いつか真司のことわすれちゃうけど、良い?」
真司「良いよ。結婚してくれる?」
今までの思い出を大事にとっておいてくれているような、
尚の返事(言葉のチョイス)もまた、良い…!
観覧車が見える場所もきちんと押さえる。
お互いが仲を深めたきっかけの場所ですから。
「今回の演出素敵だな〜」と思って調べると、みんな金子文紀さんの回なので、
やっぱりロマンチックに魅せるのが上手い方なんだなぁと。
結婚式の記念撮影で、思いっきり笑う尚の表情も印象的でした。
ここからが本番ですね。次回からますます病気の進行スピードが早くなって
苦しむ場面が増えていくでしょうから…二人の様子を今後もじっくり見守ります。
それにしても、木南さんがちょろっと出演されていましたが、
まさかライバル的存在になるんじゃないかと、若干ヒヤヒヤしています。
何だか、ただの付き添い役という訳には行かなそうな気がして。
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