3年A組 −今から皆さんは、人質です−  1・2話 感想|どう転んで行くのかなぁ

 

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初回の感想を上げるタイミングがなくなっちゃったんで、まとめてで…どうぞ。

 

1話

 

初回視聴時に最初に思った感想は…

「どんなテンションで見ればええんや。」

でした。

いや、あのね…柊(菅田将暉)が本当に爆破させる所や、

ナイフを生徒の間近で刺しに行く菅田さんの演技には狂気じみたものがあって、

人質として閉じ込められるという展開的にもハラハラはさせられたのです、が…

あのバリッバリのEX系ダンス 体操と突然の特撮シーン。

本格的アクションシーンは「いる??」ってツッコミたかった(笑)

極め付けはあの「青春してます!」感満載なED。

 

重めな感じで行くのかなーと思いきや、演出方面で

良くも悪くも日テレっぽいドラマに。

脚本と演出が上手く噛み合ってないのはちょっと心配ですが、

話自体には興味はあるし、

ワンシチュエーションでどれだけ展開を捻られるかに少し期待して

次回も見てみようと思ったのが第1話…

 

2話

 

で、いざ2話を見てみたら…

あれ?前回より緊張感が薄れた??な感想がまず出てきてしまった^^;

散々狂気さを見せて怖がらせた後で、急に金八先生みたいな熱い言葉を

生徒に投げかける柊の様子を見ても…特に説得力はないかなぁ。

言葉自体、「ふーん」としか思いませんでしたし。

 

2話にして、主要メンバーであろう宇佐美(川栄李奈)が

そのまま犯人だったのにはビックリ。

でも、アドバイスだけで何にもペナルティは与えられなかった。

人気だからだよね…っていうのもあるんですが、

宇佐美で話を盛り上げるのにはまだ早かったんじゃないですかね。

まだ各生徒の個性が十分に描かれないままで、

怒りや涙を流しまくり、感情を高ぶらせて話を盛り上げようとしていても、

個人的には感情移入出来なかった(汗)

 

あと、さくら(永野芽郁)が柊の説教を聞き、「私がやりました」と

勝手に責任負って泣き始めるシーンは、毎回やって行くつもりなんでしょうか。

話をややこしくさせて柊を刺激するだけですし、

下手したらワンパターンになってしまう可能性があります。

ワンシチュエーションだから1時間でどんな構成にするのかは

脚本力が問われる本当に難しい事だと思いますが、もう少し練って欲しい。

もっとハラハラさせて欲しいです。

 

最終回まで持つかなぁ…と、勝手ながら心配してしまう回でした。

教師陣が体育館でくつろいでるシーンも、話に緩急を付けるためでしょうが、

なんかさじ加減が違う気がしますよ。

 

***

 

ちなみに、あのED映像ですが…個人的には「もしもの世界線」だと思ってます。

今の殺伐とした雰囲気、相手へのなすり合いだらけのクラスメイトたちとは違って、

「もしもいじめが無かったら」「もしも皆が優しい人たちばかりだったら」。

つまりは、本編中の生徒達 ≠ EDに映る生徒達。別々の世界なのかもしれないと。

 

そんな考えになってくると、柊の目的も違うんじゃないかな〜と。

澪奈(上白石萌歌)の真実を突き止めるのはあくまでも表向きで、

実際はクラス全体の更生を目指しているのかも?

最終回では「今を精一杯生きろ」という最後の言葉を残してあの自殺シーンに…

なんていう、希望のあるハッピーエンドで終わるんじゃないかという目で見ています(笑)

 

まぁ、どう転ぶか…引き続き見ていきますね。

 

 

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