※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、
PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。（念のためご報告…←テンプレ
「あなたの人生は、本当にあなたのものでしょうか」
自分の人生は自らの決断ではなく、実は他人によって決められているという話。
情報に惑わされて生きている…終いには、
相手がいないと生きていけないという欲に変わるって事だね。
宇津巻家の子供の誘拐事件の方は、奥さんの京子（板谷由夏）による自作自演だった。
旦那の誠治（丸山智己）と離婚したくない、
いつまでも自分のものにしたいという欲から生まれたんだ…
つまり、「寄生虫」だったってわけ。
京子の所に婿入りしたからなのか旦那がプー太郎で、
かなりいろんな事業を作っては失敗してたから、
宇津巻家に思いっきりすがりついてやりたい放題してたのを知って、
誠治が寄生虫なんじゃ？と思ってたけども…
京子が真の寄生虫だと分かったよ。
誠治が秘書と浮気しているのを知って、
わざわざテレビの生放送で夫婦の形を見せつけてたんですな。
市長と手を組んでて、誠治が斡旋しようとしている証拠を隠してくれと
お願いされる代わりに、この誘拐事件に協力してくれるように頼んだんだ。
いろんな事業をやっていた写真には全て京子が写ってて、
それも、実際の経営者は京子だったらしい。
お父さんに「妻は家庭にいなさい」と言われて、本当は仕事をしたかったけど出来なくて…
身代わりとして、誠治を操り人形にしてたんだね。
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京子が犯人だとバレてしまってからの、京子のハハッという乾いた笑いが
とても不気味だった。
「あー気持ち良かった、ほんっとうに気持ち良かった…久々だったのよ。」
女としての本性が現れたってやつだね。
今までだとちょっとした人間臭さもあって切ない気持ちになったけど、
今回は怖さを全面的に押し出してたから、少し異質な感じはあったかな。
旦那と離れたくない…っていうのは分かるけど。
「何でご主人に知らせなかったんですか？妊娠してないこと」
「携帯見た事バレるから」
「ご主人に軽蔑されたくなかった？」
「弱みを握られたくないから」
「嫌われたくないからでしょ？」
「もうとっくに嫌われてるよ～…」
「それでもまだ家族でいたい。」
「娘さんもたいへんだよ、こんな親の痴話喧嘩に振り回されて」
「あの子は全部わかってますよ、一人で生きていけるようにずっと言い聞かせてきたんです」
「そういうあんたは、今まで一人で生きてこれたか？
子供っていうのは、親が思ってる以上に敏感だぞ」
弓神と京子の会話。
今回は弓神がかつて担当したロイコ事件の事も絡んでたからか、
いつにも増して厳しく対応してたよ。
その事件は親が殺されて、子供だけが生き残ったという話だから…
子供に寂しい思いをさせたくないという弓神の気持ちなんだろう。
で、その子供は…ヒズミなんだよね？
はっきりとは言ってないけど、うきよ署の方で、
子供は記憶障害で失声症になったという報告があったから。
一人になったヒズミを、弓神が助け出してくれたのかも。
それにしても、終盤でヒズミを守った人は誰なんだろう。
…オダジョーかな？
そういう噂になってるけど、名前は明かしてなかったし、
まだまだこの真相はお預けって事だわ。
ロイコの作者さん、「横島不二実」っていう名前だし、不死身って事か…？
謎は深まるばかり。
そして、クレジットの「浅野忠信」が「アサノタダノブ」になってたね。
リリーさんに寄せた？
それともオダジョーに寄せた？（笑）
遊び心があって良かったよ。
京子が旦那と幸せに暮らしてたけど、
ある日からお互いの愛が徐々に失われ始めてしまう…っていう回想があったら、
もっと心象描写部分に女性ならではの人間味が増すかも…と思いついたけど、
今回も面白かった。
ちょっとサスペンスな感じが出てたかな？
序盤からもめちゃくちゃ笑ったわ。
詐欺師とのやりとりによる、弓神と羽生の違いがはっきり現れてたのが良かった。
二人のバディ具合は増しましになっていて、良いバランスだったよ。
宇津巻夫婦は離婚せずに、娘と一緒に面会に行こうとしてたというオチに
少し希望が見出せた。
もう娘に怖い思いをさせないでね…（泣）
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