トレース〜科捜研の男〜 6話 感想|萩原さんは結局犯人じゃないの?

 

f:id:rincoro_ht:20190107223801p:plain

 

濡れていない溺死事件から始まった今回。

 

被害者は新妻で、肺・喉・鼻の奥には液体が残っていた。

その液体を検出したら錆が出てきた事から、液体は水道の水じゃないかと判明したが、

現場にあった水道とはどうやら違う場所らしい。

液体の他には、古い軍手が発見された。

ホームレスも何だか生活が潤っていて、

家電は組織ぐるみで買いに行ってるんじゃないかと虎丸(船越英一郎)が推理した。

で、調査をすると、新妻は真野(錦戸亮)も関係する25年前の

「武蔵野一家殺人事件」の関係者である事が分かり…

 

………

…………分かって暫く、武蔵野関係であれやこれやと探ってたら、

壇(千原ジュニア)の思惑でいつの間にかホームレスたちは捕まっていて、

事件は打ち切りという形で終わっていた。

 

………………………………

え、終わり!?

結局、家電の件とか、溺死させた犯人は誰だったの!?

途中から完全に話すり替わってんなーとは思ったけど、

肝心の今の事件の方は、何も語られず終わりですかい。

す、すっきりしない…そっちの「真実のカケラ」も見つけて欲しかった…(汗)

 

今回は第二章という事で、真野の過去にも本格的に踏み込む

かなり重要な回になるはずなのですが、

うーん、イマイチ演出的に盛り上がりに欠ける。

 

後半で、海塚(小雪)が家族のDNAを改ざんしようとしたら

真野にバレてしまうシーンがありましたよね。

「なぜ知らないふりをしたんですか?」

「あなたは嘘をついている。答えて下さい。改ざんしてまで何を調べようと?」

多分、「海塚も事件に関わっていた!」っていう一番の見せ所になるでしょうから、

個人的にはここで、海塚の驚く表情をクローズアップするだとか、

劇伴を入れるとかしてもっとショッキングにして見せて欲しかったです。

バレてから二人でやり取りするまで、淡々と進み過ぎてるのが気になりました。

…それ以外だと音量の大きいガチャガチャした劇伴が何度も流れてるのに(笑)

 

真野が責められる件は、そりゃあ家族が関わってる事件なのだから

積極的に行動したくもなるよ…っていう話ですよね。

「いつもと違う」のは正直しょうがないと思います。

海塚が避けてるのは後半に繋がるためとは言え、

今回もなんか…真野への対応が理不尽でならなかった^^;

周りがもう少し配慮してあげるべきかと。

 

で、その単独で動く真野の方も、全然疑いの目が無さ過ぎですよね。

萩原さんがもしかしたら犯人かもしれないのに、

そんな自分の事ペチャクチャ喋って平気なのかーーー!!!

急に新妻の教師として来たのが怪しいと思わんかねぇ。

保身のために現れたのかもしれないよ?

真野が生き残りだと知ったら、最後には殴って消し去ろうとするかもしれないよ?

…だって、情報仕入れてるのは全てその教師からですし(汗)

次回も出るみたいですけど、とりあえず、25年前の事件の犯人だと仮定しておきます。

 

最後には、忘れた頃にやって来るジュニアさんの登場、と…。

相変わらずどんな人かは分からないまま、独特な笑い方をして出番終了。

「真野礼二」の名前で笑い、姉の妊娠の事実が発覚した件を重ねたという事は…

産ませたのはジュニアさん?っていうのは簡単過ぎるかしら。

少なからず、警察関係者か科捜研の研究医が関わってるでしょうねぇ。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com