トレース〜科捜研の男〜 5話 感想|一番ゲスなのは神崎さん

 

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山に捨てられた遺体には髪の毛が付着していた。

その毛は実は、18年前に誘拐された子供のもので…犯人はその子?

という2つの事件の繋げ方は、ちょっと斬新なものでした。

 

ただ、解決方法が…無理やりハッピーエンドにしなくても

良かったんじゃないかと思います。

18年ぶりに(しかも初めて自我を持った状態で)再会する娘・ユウが

「パパ」「ママ」と呼ぶのも何だか急な気がしますし、

特に旦那…お人好しにも程があるよぉ!(苦笑)

 

自分の父の子じゃないのは勿論、

しかもあの誘拐事件に関わった男・神崎(石垣佑磨)との子だったという

結構ショックな真相だったのに対して、「何も知らなくてごめん」で

よく奥さんを慰める立場でいられるな…と思っちゃいました。

18年間もずーっと、大きな秘密を隠されてたんですよ!?

私が旦那側だったら、家族3人でまた一緒に暮らそうとか考えもしません。

暫く人間不信に陥って、距離を置きたくなります(離婚だってあり得る)。

 

どうしても良い方向に持って行きたいんだったら、3人が完全に真相を知った上で

今までの関係に終止符を打ち、それぞれが新たな人生を歩もうと

イキイキとした表情を見せて旅立つ…

みたいなオチにした方が、まだ共感は出来たんじゃないでしょうか。

 

事件自体の方は、思惑だらけの人たちによる出来事な訳でしたが、

一番ゲスなのは神崎さんだというのは理解しました。

片方の奥さんには無理やり接触して産ませ、片方の女性には中絶をさせる…

うん、割と最低な男だった(笑)

 

オチにはズコーッとなったものの、虎丸(船越英一郎)のガミガミ度はかなり減って、

見やすい回ではありました。

ノンナ(新木優子)側の「デートじゃない?」とか「お似合いだね〜」な

月9要素を漂わせた描写は、相変わらずなくても良い気はしますが。

 

で、一応…次回からが第2章。

…章立て構成する必要ある?

真野(錦戸亮)の過去エピソードは小出しのままだし、

基本1話完結のドラマだし。今回の話で主人公に何か一区切りがついた訳でもないし。

 

あれなのか。そうでもしないと、

千原ジュニアを出すタイミングが分からなくなるからか?(笑)

今の所、出なくても全然話が成立しちゃってますからね。

どんな仕事柄なのか悪役なのかも掴めないままですし。

 

 

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