ああ、そういえば、菊田(亀梨和也)とのW主演だったんだっけ…
SNSでのTLが「W主演なのに影薄い」「主題歌での存在感の方が強い」という
呟きばっかりで、準主役じゃないのねってようやく気付いた回でした(笑)
前回で既に言及したんですけど、やっぱ、薄いですよねぇ。
別に亀梨くん本人が悪い訳じゃなくて、菊田役に起用する程の意義が
今の所感じられないんですよ。J事務所所属なのに目立たせないのも不思議なものです。
まぁその事は置いときまして…「ソウルケイジ」前後編は、
父・高岡(寺脇康文)と子・三島(堀井新太)の擬似親子によるいたたまれないお話でした。
遺体じゃなくて何故手だけが残されていたのか?手を切った理由は何なのか?
と途中まで気になっていたのですが、三島の事を思っての動機からだったんですね。
自分の手を切って被害者となれば、保険金が下りる。彼は救われる…と。
子供の頃から頭を撫でて可愛がってきた手。仕事を教えてきた手。
その手には彼との思い出が詰まっていた…だから"ピリオド"を打とうとした。
「今まで確かにあった手」と「これから失う手」の映像の対比が
何とも辛い気持ちにさせられました。
戸部(波岡一喜)の殺害にしたって、もっと三島を救える方法はあったかもしれないのにね。
「同情は出来るが共感は出来ない」の言葉が沁みたなぁ。
でも、わざわざ手をトラックに残したという事は…
少しでも彼に自分の想いと存在を気づいて欲しかったのもあるんじゃないかと
想像してしまいました。
姫川(二階堂ふみ)の会ってた相手が高岡だと判明したとしても、時既に遅し…
テントにいるホームレスの顔が見えないとは思ってましたが、
まさかその人だったとは…(泣)いかにもlemonをかけたくなる案件でした。
演出面で手の対比映像は印象的ではありましたが、
強いて言うなら、手を切る回想シーンは2度出さなくても良かったんじゃないでしょうか。
まるっきり一緒ですもん。真相が分かった時の1回だけ出していれば
ショッキングな気持ちは大きくなったし、切なさも倍増したかもしれないのに…
肝心のシーンなので、そこはちょっと勿体なかったです。
色々書きましたけど、最後にどうしても一言だけ。
主題歌以外の存在感を菊田=亀梨くんに出させてあげて下さい!!
スタッフの皆さぁ〜ん…。
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