さくらの親子丼(2020) 2話 感想|設定が盛り沢山だな〜

 

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序盤から、梨花(永瀬莉子)の話に続きがあった事に驚かされる。

いや…あれで完結ではなくて、何話か進んだ後にまた出番があるんだろうなぁと

予想してはいたんですけど、まさか"続き"をもう見せてくるとは思わなかったんですよね。

雪乃(新川優愛)の「洗脳から解放するプログラムを作りたい」という強い想いからするに、

まだまだ解決への道のりは長そう…。

 

今までのシーズンは確か基本1話完結式で、誰か一人を取り上げて

その人の境遇や変化をじっくり描いている印象があったんですが、

本作に関しては、それぞれの登場人物の設定や状況を

言わば視聴者に分かりやすく紹介する作りになっている感じがしますね。

まぁ、次々と入居者が増えているので、これまでの終わらせ方を思い返してみると

また駆け足展開になってしまいそうな気もしますし、

特に第2シーズンの時みたいに、全てを描かない可能性も無きにしも非ずですが…(笑)

10話もあるという余裕からか、この人がどうして今の心境に至ったのか?

なぜあの行動に走ったのか?といった

続きを見たい気持ちにさせるのが醍醐味である「連続ドラマ」としては

今の所成功しているんじゃないかと思っています。

 

そう考えると、1話で早速「入居者を引き留められない悔しさ」を描いたのも、

インパクトを残していて中々興味深い"掴み"でしたし。

少し不安だった雪乃の出番も、今回では「プロ」と「駆け出し」の点で

さくら(真矢ミキ)と対比を効かせていた描写になっていたのが良かったですし。

まだ2話とは言え、構成に捻りがあって面白いですね。

 

そして、最も上がったのは由夏(岡本夏美)との再会シーン。

再登場するのを知らなかった分、新事業を立ち上げて

お悩み相談を受けるまでに立派に成長している姿に、思わず嬉しくなってしまったなぁ…。

 

別れ際に「がんばれ、由夏!」とこっそり応援するさくらさんも、

いかにも人情深くて世話焼きな"らしさ"が出ていて、ほっこりさせられちゃいました♪

 

 

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