結婚相手は抽選で 7話 感想

 

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最終回前にして、結構話を広げてきましたねぇ。

龍彦(野村周平)が北風(松本享恭)たちと新団体を作る事。

ひかり(大西礼芳)がレズビアンだった事。

奈々(高梨臨)との別れ。

嵐望(大谷亮平)が抱えていた秘密。

 

新団体「ASBE」を作ってSNSアカウントでも呼びかけようと試みる

龍彦の姿は、少し凛として見えました。

初めて会う人々と話し合う様子。マジックで汚れた手。

最初の頃を思うと、何だか感慨深いです。

 

そして、嵐望に関しては…好美(佐津川愛美)の母の言う通り、

やっぱり付き合うのは辞めた方がいい案件でした。

娘に厳し目な人だから完全に母側にはなれないけど、今回はね。

好きになったから中々言えなかったという嵐望の気持ちは分からんでもないんですが、

もう一線を超えた後だからなぁ…となると、何で早く言ってくれなかったの!?

と怒る好美の気持ちの方が、何倍も共感出来るのでありました。

隠し子なんてかなり重要な話ですよ。タイミングっていうのは大事でして…

元カノについての手紙を書いて謝罪しても、騙されていたという事実は変わらない。

「見合い結婚法という壁があるから修復出来ない」と奈々に言うシーンにも

はい〜?でしたけども、

とりあえず、「母性が強い」とストレートに手紙に書くのはやめて(笑)

 

龍彦と奈々の関係には、まだ諦めて欲しくないと思っている私がいます。

法律自体は穴だらけでも、施行されていなければ

この二人の出会いは恐らくなかったかもしれませんし…

最初は潔癖症で人見知りだった龍彦も

勇気を出してアクションを起こすようになりましたから、

それも考えると、「法律を立てた事」は無駄なものばかりじゃなくて

自分と向き合う貴重な機会でもあったんじゃないかなぁと。

法律という規則を超えた所で、また仲が深まると良いけども…

最後の龍彦の複雑な表情を見ると、余計にそう感じてしまいますね。

 

物語をどう収束させるのか、期待多め不安少々ではありますが、

ここまで興味深く見られた事は確かです。

納得の行く形で終わるよう願ってます。

 

 

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