失敗、挫折は、医療系ドラマではほぼ必ず描かれるであろうターニングポイント。
今回は、いつもの「飼い主とシッポを助ける」話がメインではなく、
「獣医師としてどうあるべきか」が少し加えられた展開となりました。
掲示板で悪口を広めた犯人は分かりやすかったけど(笑)
トキワ(広末涼子)がコオ先生(相葉雅紀)に信頼を寄せていく描写や、
堀川(小瀧望)が坂の上動物病院にやって来た事。
そして、お母さんとトキワの支えがあっての
「僕は命と向き合いたいんです。だからオペは引き受けます。」と言った
コオ先生の曲げない強い気持ち…など、
登場人物の様々な関係を絡めて「過程」が作られていたので、
ストーリー自体はまた面白く見られましたね。
強いて言うなら、「虹の橋」の言葉を借りずに、
今後は違ったエピソードも見てみたいです。
あと、これは演出的な意味でですけど、カメラが急にどアップな近づき方になったり、
ブレたようなビュンビュン素早く動く撮り方になっていたりと、
今までとは何だか落ち着かない、異質なカメラワークだったのが少し気になりました。
部分部分の話ですけども。
色々言いましたが、楽しみにしている事には変わりありません。
次回も気長に待とうと思います。
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