サイン –法医学者 柚木貴志の事件– 2話 感想|この手のドラマ、警察遅すぎ案件

 

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今回もツッコんで終わってしまった…

いくら真面目な雰囲気を醸し出していても(むしろ真面目な作りだからこそ?)

「いやいや、あり得ないでしょ」って部分が多いと、そこばかり目についてしまいますね。

 

前回の反省(?)からか手術着は着たけど、マスクは?とか、

偶然スパナが落ちてて良かったね〜…とか、

電話だと声が漏れるから、メールかGPSで位置情報特定すればバレにくいのでは?とか、

細かい事は先に書いておいて…一番書き残したいのはこれだ。

この手のドラマ、警察が仕事してなさ過ぎでは??

冬クールの某科捜研ドラマもそうでしたけど、

警察より早く動いて手柄を取る方法でしか主人公を目立たせられないのだとしたら、

ちょっと見せ方の引き出しが少な過ぎる。

 

事件の内容も、連続殺人を取り扱っては面白そうに仕立てあげて来ましたが、

犯人は「やっぱりね〜…」という感じで、少々物足りない。

劇中に新しく登場した人が冒頭の運転手1人だけですもん。

まぁ、あの人しかいないでしょうって思うに決まってます(汗)

逮捕シーンもなければ、犯人特定後の動機が伝わる回想もないし…

特に普通な印象で終わってしまいました。

 

とりあえず、いくら口の悪い主人公だからって

新人を「粗大ゴミ」って呼ぶのは、止めた方が良いんじゃないかと。

日本人は相手を「アホ」「バカ」とは呼ぶかもしれないけど、

「ゴミ」と呼ぶのは聞いた事がなくて...

キャラ立ってるなぁ、より、純粋に「いじめ」を彷彿とさせて酷いなぁと思います。

 

 

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偽装不倫 2話 感想|早くどっちか豹変してくれないかなぁ〜

 

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姉の葉子(仲間由紀恵)は完全なる不倫だけど、

鐘子(杏)は不倫と嘘付いているだけで、特に世間的な落ち度は何もない訳だし…

友人の言う通り、さっさと本当の事言っちゃえば良いのになぁって思います。

 

このドラマは色々と置いてけぼりにされる部分が多いですが、

まず一番疑問に思うのはそこ。

「なぜわざわざ既婚者と嘘を付くのか」に共感出来なければ、理解も出来ない。

その肝心な所はサラッとで、奇想天外な発想を持った主要人物二人が繰り広げられる

ただの「王道恋愛ストーリー風」ばかり見せられてしまっては、

頭も困惑状態になってしまいます(汗)

 

初回で伴野(宮沢氷魚)の人物描写をしっかりやらなかったのも痛手で、

ぶっちゃけ…今回はますます変質者に見えたかなぁ。

キュンのキの字も感じられない。←あの写真がバーっと壁に貼ってあるの、怖かったw

ってか、「帰国子女」設定に頼り過ぎじゃない?

「婚活」が分からないのはまだ良い。でも、旦那の写真見せてくれって普通に怖いぞ?

いくら海外の文化に長年触れていて、日本の感覚と違うからって

そんな事言うもんなんでしょうかいね。帰国子女の人って。

 

鐘子も鐘子で、ますます危ない女性に磨きがかかり…といった印象で。

指輪返してもらう目的で伴野に会ったのに、

デート楽しんでたらすっかり忘れてたって、こりゃ、ダメだ。

途中で「まだ返してくれない…」ってモヤモヤしないもんなのか(笑)

第一、伴野は帰国子女の割には、外国人が大勢いても外国語を全然話さないし、

その時点で本当に帰国子女なのかと疑わないなんて、

今後詐欺に遭う道まっしぐらじゃあないの。

で、やっと疑ったと思ったら、ホテルで二人過ごして何日後って…遅い!!

指輪もまた落とすんじゃないかとヒヤヒヤしました。

人の物なので、さっさとバッグにしまいましょう…。

で、人の指輪なのにインスタに夜景と共にUPしちゃう世界も含め…

本当、この世界は指輪を雑に扱いすぎ(笑)

 

鐘子と伴野の言動は不可解だらけですが、

あくまでも設定や物語の流れはよくある恋愛モノらしく…

終盤で伴野の余命ネタ?を盛り込んで来るとはね。

不治の病だから、亡くなる前に最高の恋をしようって?ベタいですなぁ〜。

 

そんな感じの印象なので、どちらかと言えば姉パートの方、

特に、賢治(谷原章介)の今後についての方が興味はあります。

伴野と賢治のどっちかが豹変してドロドロ展開にしてくれれば、

中途半端に空回ってる本作も盛り上がりそうな気もするけども。

 

 

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Heaven?〜ご苦楽レストラン〜 2話 感想|深夜枠の方が合ってたんじゃ?

 

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ああ…面白くない…。

笑いの好みが合わないドラマは、見てて辛い。

って事で!早くもリタイアさせて頂きます。

(原作自体、ドラマ自体が好きだという方は、

このページを既に閉じてしまう事をお勧めします。)

 

志尊淳さんは何とかキャラの個性を出そうとしているのは伺えますが、

段田安則さん、勝村政信さん、岸部一徳さんなどのベテラン俳優も揃えて、

キャスト陣の演技だけで十分コメディな雰囲気が醸し出せると思うのに。

これは演出家が苦手だという主観も入っちゃってるかもしれませんが、

独特な演出を盛り込むせいで「俳優の魅力」「キャラの個性」を

潰している気がするのです。

何だろう…幽体離脱のモノローグやドラクエ演出などで全体を飾るのに熱中し過ぎて、

世界観が一人歩きしているみたいな?

ちょっと遊ぶなら良いんですが、何度も挟み込むからクドくなる。

テンポが悪くなる。

 

所々に遊びを入れるのが木村ひさしさんのスタイルだと考えているので、

そこをどうこう言っても仕方ないのは分かっています。

1時間のプライム帯に組んだ編成が一番の致命傷…そう思います。

本当にこれが「TBSのドラマ」なのか?という感じもするので、

テレ東の深夜枠、例えば「ドラマ24」で放送されてたなら

この作りもダラっとしたのが引き締まり、ハマったのかなぁと。

少なからず言いたいのは、1時間でやるべき原作リメイクではなかった、って事。

 

私はドラマを見る基準として「主人公が魅力的かどうか」も挙げているので、

その点もブーです。

2話だけで捉えたなら、ただのレストラン再建物語に見えてしまって、

前回に引き続き「超変わり者」感があまり感じられません。

 

出演者のファンが楽しめれば良いんじゃない…って事で、今回の感想を以って

視聴も感想を書くのも止めにします。

水曜日は朝が早いので、ちょっと楽になるわ…火9、頼むよ!!

 

 

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