正直不動産2 6話 感想|十影、実は苦労人だった。

 

 

いや…どんだけ言葉足らずなんだ。あの説明じゃ分からんよ〜!(笑)

永瀬(山下智久)と同じく、見ながらツッコんでしまいました。心の中で。

まぁ…私も説明が下手くそな人間なので、説明するのが面倒臭くなると逃げてしまうとか、

伝えたい事が伝わりきっていなくてモヤモヤ…とか、

そんな十影(板垣瑞生)の立場も理解出来るんですけどね。

 

家賃を3ヶ月分滞納している劇団員・清川(美山加恋)が、何とか返済して住み続けるのか、

このまま実家に帰って生計を立て直すのか?

そんな選択を迫られていた中で十影が提案したのは、

夢を諦めたくないのなら家賃がもう少し安い所に引っ越して、

無理のない生活を送ってみたらどうかというものでした。

高い家賃を払うためにバイトを掛け持ちして体を壊したら元も子もないので

この考えは一理あるなぁと思いましたし、「タムパ」が口癖の彼らしい発想でしたね。

 

十影は…永瀬や月下(福原遥)の仕事ぶりや苦労している様子を

いつもじーっと見ているカットが、個人的には妙に頭に残っていてねぇ。

得意の観察力で、自分のペースでいろいろと吸収していっているんでしょう。

きっと今回の発想も、2人を通して

カスタマーファーストを徐々に身につけていった結果だったのかもしれません。

 

永瀬は十影の提案を聞いて、そうかその手があったか!と感心した模様。

彼が今なんと言いたいのかを考え、スマートに対応する頼もしい姿を見せる。

シーズン1は月下の成長物語ならば、シーズン2は十影の成長物語。

そして…総じて、2人をサポートするために

自分らしい"先輩"の在り方を模索していく、永瀬の成長物語とも言える作品だと思います。

 

温かい夕陽に照らされながら「…また明日」と言ってその場を去る十影のカットには、

何だか彼の人柄が滲み出ていて、ほっこりさせられてしまいました。

個人的には彼は、仕事が出来ないようでそれなりに出来るタイプだと思っていたので、

どんなにやる気なさそうな態度でも憎めない部分があったんですが。

今の彼が作られていったのは、マダムに裕福に育てられていたからなのではなく、

借金返済で苦しい中でも笑顔を絶やさずにいてくれた

両親を目の前で見てきたからだったんですね。

でも…親ガチャに外れたとも全く思わず、むしろ感謝しながら生きている。

人をよく観察し、的確な言葉を発するのも頷けるルーツが知れたのも良かったです。

 

 

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