下町ロケット 7話 感想

 

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えーっと…キーシンの戸川(甲本雅裕)が野木(森崎博之)の会社の情報を盗み、

ダイダロス、ギアゴースト、北堀計画の中小企業3社と組んで

ダーウィン」という名の下町トラクターを開発してきたと…そんなオチでしたね。

帝国重工の「アルファ1」も加えて、冷静に考えたらカタカナだらけのこのドラマ(笑)

そのうち、カエサル!スナイプ!とか出てきそうです。

 

カタカナが多い点は別に良いとして、殿村(立川談春)vs農業法人

帝国重工vsギアゴースト&ダイダロス、佃製作所vs帝国重工vs中小企業連合 と、

色々と構図が広がり過ぎですねぇ。

原作の方は、もしかしたらキチンとまとめているのかもしれませんが、

正義と悪の応酬がどこも似通っていて、ちょっとクドいんです。

 

そう思わせるのには、20分過ぎまで話が大きく動かない所にも原因があります。

無人ロボットをどう製作して行くのか」そこが一番見たいのに、

佃(阿部寛)が新たな決断するまでに、殿村家のお米置き場の扱いを描いたり、

悪代官4人の集会を描いたり、野木の所へ謝罪しに行くシーンを描いたり…

もう、ただの引き伸ばしにしか感じられません。

 

せっかくの試作第1号の完成も、

CM明けで一切過程もなくナレーションで片付けてしまいました。

「ものづくりの夢を大切にする」「企業同士で高め合う」「ターゲットに合った機能」

これらは今までの話で、佃たちが志を持って熱く語っているのに、

ものづくりの要となる製作現場を描かないでどうするのでしょう。

口だけなのと変わりない気がするのですが…

 

モヤモヤする所があった中、野木が奥沢(福澤朗)に本音を言うシーンには

唯一スカッとしました。

徐々にどアップや大きな夕陽の映像も増えてきて…

どうにか、散漫した熱さを残り4話でまとめて欲しい限りです。

 

 

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