下町ロケット 6話 感想

 

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新章スタート!という事で…とりあえずは、持ち直し。

ここ最近の話はあまり面白く感じられなかったのでね。

 

ただ…1つ言って良いですか。

以前よりも「いかにもな悪役」ばっかり増えてません?(笑)

いや、まぁ、池井戸作品は基本的に「主人公vs敵」の構図が分かりやすいのが

特徴ではあるんですけど、

キャスティング的にも設定的にも、狙っている域を超えている気がして。

 

特に「え?」と思ったのが農協法人の吉井(古川雄大)。

「米なんか汲めりゃ良いの!」なんて言葉、農業の仕事に携わる人が言いますかねぇ。

前シリーズや同作者作品「陸王」は、「悪役だけどそうせざるを得ない訳ありな人」

が個人的に多いイメージだったんですけど、今回のはモラルに欠けていたり、

(佃製作所の軽部もそうでしたが)見た目だけの圧が強いキャラが

多いように見受けられます。

何というか、作り込みが浅くなっちゃったなって。

 

ストーリーの方は、同じ夢へ共に進もう!という感じで、

佃(阿部寛)が同級生の野木(森崎博之)に帝国重工の様子を見せて、

大手企業の過去の先入観を払拭させようとする流れとなっていましたね。

そして…トドメは、ものづくりの愛が詰まった殿さん家のご飯で解決。

こういったシーンは、佃が財前(吉川晃司)にも自社工場の技術を見せていたっけなぁ

と感慨深くなりました。良くも悪くも、鉄板と言えば鉄板ではありますが。

 

人情深い佃社長の事なので、また苦しい経験を味わうんだと思うと

何だか気の毒になってきますね。「ぐぬぬ感」は適度に出して行って欲しいです。

 

そうそう…30年前の映像で阿部寛(20代)っていうのは無理がある(笑)

影で誤魔化してはいたけども。

 

 

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