親愛なる僕へ殺意をこめて 8話 感想|父さんが犯人でした!←それはそう

 

 

かなりの急展開。

恐らくほとんどの視聴者が予想されていると踏んで、ネタバレしちゃいますけど…

登場人物が少ない以上、犯人が亀一(遠藤憲一)だという事実は揺らがないでしょうから、

残り2話で、犯人が彼だと想定し、有利な証拠を見つけるまでの過程を

どう描いていくのかは最も気になる部分ではあったんですよね。

 

しかし、今回の内容を見ると…放送前から全9話である事が決まっていたにもかかわらず、

正直、間をちょっと端折り過ぎだったかな?感は否めません。

「なぜ亀一が犯人だと決めつけたのか?」については、京花の姉・白菱凜(工藤美桜)が

当時スナックで働いていた様子を撮った写真を店主が見せてくれたから、

そこに記載されていた日付が決め手となったのだろうとは解釈出来るのですが。

肝心の「いつから亀一を疑っていたのか?」については、

視聴者の考察が先行しているだけで、

B一(山田涼介)視点では特に描かれていなかったのです。

 

北海道旅行の家族写真には、以前確かに触れてはいたけれども…

B一自身があの写真を見て何か違和感を覚え始めたり、

頭のどこかでずっと引っかかったりしている素振りもない

(そういう演出にしていなかった)のが、

「いつの間に!?」という戸惑いに繋がったのかなぁと。

手の怪我も、"確認"の意味合いで、

亀一に会う時にアップにする頻度を増やしても良かったのかもしれません。

 

個人的には、どうせだったら今回は、もういっその事最終回に回して

90分スペシャルで見たかったな〜という気持ちですね。

無駄な引き延ばしをせずに、新情報を躊躇せず投下していく

本作のスタイルには好印象を抱いていて、

今回の畳み掛け方にしても、今まで「?」と思っていたいくつものピースが

次々とハマっていく所に快感を得られていただけに、

"真相探し"の過程ももっと上手く絡められていたら…と勿体なく思えてしまいました。

まぁでも、真犯人が他にいるそうなので、

やむを得ず最終回前1時間に収めた…という事なんでしょうね。

 

最近「強面なのに良い人」ではなく

「強面で悪い人」の役を演じる事も増えてきた遠藤憲一さん。

キリッと鋭い目で睨んでくる山田涼介さんと、

B一を憐れむかのような目で見てくる遠藤憲一さんの対比は絵になりましたねぇ。

サイコパスな一面は…手にナイフが刺さっても痛みを感じないよりかは、

冷蔵庫からお茶を取り出すという、日常的な動作をその後も平然とやってのけるのが

何気に一番怖いです(笑)

 

ここまで楽しんできたのは間違いないので、

あとは、どんな衝撃の展開が訪れるのか?を待つのみですね。

 

 

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