最後まで見てましたが、まぁ〜何でしょう…
お仕事ドラマの基本をしっかり守った感じの作品でした。
良く言えば「押さえてる所は押さえてる」し、
逆に言えば「真面目過ぎる」って所でしょうか。
個人的に、唯一ハジけていて面白かったと感じたのが7話の利緒(佐津川愛美)回で、
これみたいに「登場人物が大ピンチの中で何とかして奮闘する姿」を楽しく、
そして仕事の過程がじっくり描かれた話をもっと見てみたかったですね。
それ以外は基本的に、南吉(千葉雄大)がメインのお話だったのですが、
目の前の仕事に1話毎に右往左往している様子しか描かれなかったのが気になりました。
つまりは、最後までずーっと青かったんですよね。
あんまり成長した感じがなくって…^^;
ただ、(最終回での結末は分かっていたけれど)自分の進む道はこれだ!と決心する
南吉の姿はとても勇ましく、たくましく、印象的なものでした。
小説「プリティが多すぎる」の連載がピピンで始まるという所もちょっと面白い。
ファッションが舞台とは言えど、高貴な世界ではなく、
「わずかなお小遣いで、とびっきりの服を買いたい若い女性」をターゲットにして、
私もそうだったなぁ…と親近感を持つような作りにしたのは良かったです。
堀内敬子さんの、いつも優しく時に厳しく…な、頼れる編集長っぷりも好きでした。
でも、わざわざ恋愛を絡めなくても、普通に話は描けた気はしますがね(笑)
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