ええ…分かってましたよ。続きは正月SPで持ち越しなのは。
でも言わせて下さいよ。
こんなの「最終回詐欺」じゃねぇか!!(ちゃぶ台返し)
冒頭から口が悪くてごめんなさいね。
全11話でしかも4,5回くらい拡大放送してて、なぜ「連続ドラマ」として
完結させる事が出来なかったのか。それは…
物語<役者の見せ方(?)に力を入れ過ぎてしまったから。
スローモーションを入れる所が違うやろ。あからさまな悪役設定にし過ぎ&多過ぎ。
悪代官4人が、帝国のトラクターがコケた映像見て笑うシーンは何回も必要か?
農業法人は本編に直接関係ないなら、出番増やして話の腰を折らないで。
そして、数値の結果を大人数で見守るシーンはもう飽きた…(後ろ見えなくない?w)
私は別に、役者の見せ方に焦点を当てるなと言ってる訳じゃないんです。
その工夫次第で、主人公が魅力的に見えたり、
とある役者さんに新たな収穫が感じられたり(これは1個だけあったけど)、
引き立てる事で起承転結の構成が上手くまとまった内容になったり…。
色んな面で良い所はあるんです。
ただ、演出面が上に記述した「いらん部分」を、正月SPまで話を引っ張るために
過剰に取り入れすぎてしまっただけ。
作品としての面白さよりも、視聴者に媚び売るための手段になってしまったのが本作…
で、脚本にも問題ありだから、「いらん部分」がより際立ってしまうんですよ。
今回だって15分くらいまでは、帝国重工とダーウィンPのバチバチ展開で
顔のどアップばかり見せて、肝心の佃製作所(佃社長)は再び蚊帳の外状態に。
ぶっちゃけ、顔近くない?ダチョウ倶楽部のあのネタでもやるの?
っていうのは置いといて…
原作がどうだったのかは知らないけれど、単純に悪役を増やし過ぎたんですよね。
そして、佃製作所自体は前作で解決してしまったため、本作では、
後輩を支える先輩のような立場にして、マンネリ化を避けようとしたのでしょう。
それが痛手でした。新勢力のキャラを優先的に描いてどうすんの?って話ですよ。
「ぐぬぬ感」を出すためなのか何なのか分かりませんが、
途中、これは誰が主人公だっけ?と感じる事が何回あった事か(汗)
とりあえず…前回は実験場確保の話で散々引っ張ったはずが
冒頭ではあっという間にテストになっていたシーンや、
ダーウィンPや農業法人の話の挿入のせいで全然長き戦いに感じられなかった
佃製作所vs帝国重工の熱い^^;勝負よりも、
軽部(徳重聡)の「残業だぁ〜!」と健気なバイク便のシーンの方が
何十倍も面白かった最終回でした。
まだ色々描くべき所が残っている中で「最終回」と言われても
全然スッキリしませんわ。
今まで出さずに、正月の放送でそう出してくれた方がまだマシだわ。
某局の「続きはhuluで!」と言われた時と同じくらいモヤモヤしてますよ…
感想書いてて。もはや総括っぽくなってますが、まぁ良いや。
イモトさんの、内側に秘めた熱さが滲み出るような演技はとても好きでした。
今までで一番「役者だなぁ」と感じられたくらい。
ここが本作を見て唯一の良かった所ですね。
(2日、どっちリアタイしようかなぁ…
元々、蔵之介さんが出てる時代劇を見る気満々だったので…^^;)
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