好調な滑り出しだったと思います。
1人の女子高生の抱える事情説明から始まり、
さくら(真矢ミキ)と三谷(名取裕子)の再会、子供シェルターという新舞台の案内、
そこにいる子供達の性格の書き分けと、結構テンポの良い流れでした。
ただ盛り沢山なのではなく、尾行されていないかを一々確認するさくらの様子など、
時々コミカルな描写も挟んで、見やすい初回になっていたのではないでしょうか。
先程も言ったように、今作は「九十九食堂」から
「ハチドリの家(子供シェルター)」に舞台が変わるので、
それに伴い、三谷や弁護士の川端(柄本時生)、ホーム長の鍋島(相島一之)といった
大人との関わりも増えてきます。
訳ありだらけで反抗的な子供達と、優しく真摯に向き合おうとする大人達の構図です。
さくらと身近な関係の役に、名取裕子さん、相島一之さんをキャスティングしたのは
安定感があって良いですねぇ。柔軟だけど、ドンと構えてる雰囲気が漂ってます。
入居者の方は、前作以上に関わるのが大変そうです。
「大人は全部敵」と言っているくらいですから。
さくらも頑張って説得しようとはしているものの、
まだ相手とは意思疎通が出来ないようで…
そこは、徐々に接し方を考え直して変化して行くでしょう。
「子供は、産んでくれた母親の所に戻るのが一番良い」
「親は子供を大切に思っているもの」という理論は必ず正しいとは限りませんし。
残念ながら、そうじゃない人もいる現状を痛感したはず…。
キャストがガラッと変わりましたが、これはこれで次回も楽しみです。
肉Tシャツコーナーとクレヨンさんのエピソードがないのは寂しいけど(笑)
あざみや娘さんは登場して来るでしょうね。
↓次回の感想はこちら↓
↓前作(最終回)の感想はこちら↓ …今よりも拙い文章ですが (;^^A