王様に捧ぐ薬指 4話 感想|綾華と東郷2人のシーン不足?

 

 

新キャラ・神山(坂東龍汰)の紹"回"…って所ですね。

前回の箱根旅行で綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)の関係性の変化に

よりブーストがかかり、さらに三角関係の勃発ともなれば盛り上がりそうなものなんですが…

ライバルの登場を強調づけたいからなのか、

あまりにも神山と、"学生時代の初恋"を思わせる綾華との描写が多過ぎて、

2人の夫婦パートが減った事に物足りなさを感じてしまいました。

 

先ほど「紹介」ではなく「紹回」とわざと書いたのもこのためで。

ざっくり言ってしまえば、回想が多めに挿入されていたのもあり、

正直、今回は神山に関する説明の回にしか過ぎなかったと思います。

 

自身の存在が周りを不幸にする綾華の悩みに気づく東郷のくだりも

編集でそれとなく見せてはいましたが、

もっと上手く話を紡げたんじゃないかなぁ…というモヤモヤが。

これ、きっと、「職場で悪口を言われて心半ば傷ついている綾華」や

「クレーマー対応している綾華」や「神山としょっちゅう一緒にいる綾華」を…

何でも良いですが、彼女が仕事している姿を

遠くで東郷が目の当たりにするシーンを時折盛り込むだけで、

彼の出番が少なくても"パートナー"として気にかけているのは

伝わってきたのかもしれませんね。

個人的にはせめて、「慣れても良い事ないよ。本当に辛かったら言って?」と励ます

佐々木(小林きな子)との様子を見る東郷を描写しても良かったのかな?という気がしました。

 

まぁそんな感じで、全体としては惜しい仕上がりでしたが…

後半では、料理の振る舞いや「ネギ」呼び、

そして、前回お土産で渡された1つの形になるストラップなど、小道具を絡めながら

お互いの想いが表現されていたのが、唯一の救いではあったかと思います。

そのお陰で、最終的に"ラブコメディ"で成立しているようには見えましたしね。

 

小夜(小林涼子)の時は割とすぐに解決出来ましたが、

何か闇めいた佇まいの神山だと、どうやらそうも簡単には行かないようで…

せっかく新キャラを投入したんですから、次回で東郷の嫉妬や揺らぎが

強く描かれる事を期待します。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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