ハラスメントゲーム 1話 感想

 

f:id:rincoro_ht:20181016001930j:plain

 

これも面白かった〜〜!

「ハラスメント」という題材でネタには尽きないでしょうし、

何より、この枠「ドラマBiz」でまた身近な物を取り入れた事で、

視聴者が改めて学びながら楽しめるドラマになる気がします。

 

証拠を掴むまでの調査過程をじっくり描きつつ、

パワハラ」「ハラハラ」といった用語も分かりやすく解説する。

これだけだと、ただの教養映像になりかねませんが、

主人公・秋津(唐沢寿明)のヒーローらしい活躍を加える事によって、

1話完結型の痛快ビジネスドラマに。

 

正義感の強い主人公に唐沢さんの起用…は、もう間違いないキャスティング。

シリアス面とコメディ面の切り替えが素晴らしく、

決める所は声の通りも含めてビシッと決める。

そんな俳優さんです。一気に頼もしいキャラクターになりました。

 

物語の結末としては、店員のどちらも異動や解雇という事はなく、

「異物混入の経路は分かりませんでした」で解決。

普通だったらこれは「隠蔽」で、あまりスッキリしないとは思いますが、

悪者はバッサリ成敗するといった安易な作りじゃないのも良いですし、

却って、「スーパーや店員、お客様がただ平和であって欲しい」という

秋津なりのヒーロー像を説明なしでさり気なく伝える、

Wの意味で「本作の特徴」が形作られた流れとなりました。

 

これ、も〜っと大々的に宣伝された方が良いんじゃないですか?

テレビ東京開局55周年企画って事で力が入ってますし、

この枠のドラマは認知度が低いのか視聴率が悪い傾向にあるので、

面白くタメになる作品がまた埋もれてしまうと思うと勿体ないです…

 

 

あ、そうそう、ささやかな楽しみだった

赤or黒のショッカーは出ないみたいですね。←そこ?(笑)

 

 

↓次回の感想はこちら↓ 

rincoro-ht.hatenablog.com