妖怪シェアハウス 3話 感想|もう安定感しかない!

 

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何気に楽しみにしているドラマ。

いやぁ…3話目にして、もう安定感しかないですね。

自分を苦しめたクズ男を妖怪達と共に撃退するという今までの気軽に笑える話から、

今回は鬼の角を生やした澪(小芝風花)が親友を助けるという

ガッツリ人情話になった変化球っぷりも面白いですし。

妖怪達を誰一人"モブ"にはせず、物語全体の必ずどこかで

見せ場を用意する形で描き切る脚本にも好感が持てます。

 

酒呑童子(毎熊克哉)の特徴である「骨董品の真贋を見分ける目」が、

澪目線だと詐欺師を見抜いた所、

視聴者目線だと「藍(松田るか)は本当に親友なのか?出資を求めるよう頼むフリして

実は詐欺師とグルなんじゃないか?」などと見極める所の

2つにかかっていた話になっていたのもまた上手い。

私はと言うと、途中までは後者の方で彼女を見てしまっていたので、

ピュア過ぎる澪が人間不信になるほど落ち込むなんて結末にならなくて良かったなぁ。

(そうなると妖気が増して、ますます妖怪化して元の姿に戻り難くなりそうな気がするし…)

 

松本まりかさん、池谷のぶえさん、大倉孝二さん、毎熊克哉さんという

名だたるキャストにも引けを取らず、

コメディエンヌとして存在感をしっかり残せている小芝風花さんは

凄いなぁ…とも思いながら見ています。

愛想笑いを織り交ぜながらおろおろと困惑した表情をさせたら

今の所右に出る者はいないでしょうし、最早彼女にとっての名人芸かもしれませんけど、

今回の場合は「鬼の形相で噛み付いた時」と「普通の女の子の時」の演技の

メリハリが効いていて、感情スイッチのオンオフを切り替えられる点では

確実に伸びてきているんじゃないかとさえ感じさせられますね。

さっきと同じ子?なんて一瞬本当に信じられない気持ちになりました。いやぁ、びっくり。

 

OP映像でお祭りのようにはしゃぐ澪&妖怪達も実に夏らしくて好きなんですけど、

個人的には、どことなく90年代アニメっぽさが漂うタイトルロゴがお気に入り。

 

次回はアマビエが登場。ここも、今だから&本作だからこそ出来る設定。

今までの妖怪モノには出てきた印象がないので、昔話を聞けるのもレア…

アマビエが生まれたルーツに興味津々です。

 

 

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