死役所 6話 感想|ちょっとアッサリ気味だったかな?

 

f:id:rincoro_ht:20191019180126p:plain

 

お笑いコンビの絆といい、

いつもはない後日談を見せてきたのといい、

(でも、死んでしまった者はもう現世に帰れない…という残酷さはブレない。)

少し珍しいパターンのお話。

 

けれども…死役所パートは今までよりも一番

出番がある事に必要性がないように感じられて、

下手したら最後以外は、死者のエピソードだけ流しても

物語の進行に何の支障もないんじゃないかと思えるくらいには

「シ村(松岡昌宏)の過去=縦軸」の部分が薄まってしまったのが残念でした。

 

死者のエピソード自体も…まぁこれは、

コンビで、決勝進出でっていう似た状態の、夏にやってた某漫才ドラマのあの二人の姿を

見てしまっているものだから、どうしても既視感は覚えちゃう訳で、

そこまで惹かれる事はなかったのですが(汗)

それでなくとも、洋楽のお洒落な音楽を流して、同じ回想を2回くらい流して…という、

内容の充実さよりも「青春の日々」的な"雰囲気"作りに

偏ってしまっている気がしました。

 

しかし、そんなアッサリ気味のストーリーの中でも、

相方が本当に自分にとってかけがえのない人だったんだろうなぁというのが伝わる

重岡大毅さんの屈託のない純粋さ溢れる演技や、

一人で全て抱え込んでしまう姿がしっくり来てしまう中島歩さんと、

ゲスト面で見所が感じられたのは良かったです。

 

次回はイシ間(でんでん)さんの回…

職員→一般人ときて、また職員の話に戻る構成も、何だか不思議ですね。

そう考えると、今回の話は全10話構成の後半でなくても成立していたのかも?

 

余談ですが、サブタイトル「カニの生き方」のネーミングは秀逸過ぎました。

 

 

↓次回の感想はこちら↓ 

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com