山崎豊子 白い巨塔 第2夜 感想|ギラギラ感が足りないのかなぁ?

 

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昨日より、"教授になりたい欲"が財前(岡田准一)から滲み出ていて、

面白味が増したかもしれないけど…

なんか、もうちょっと!感ありますねぇ。

初見なのに「唐沢さん版なら見応えあったんだろうなぁ」と思えてしまうっていう…(汗)

脚本と演出、劇伴、全てにおいてやっぱり原因ありなのかしら。

 

劇伴については第1夜で触れたので、ここでは端折りますが、

演出次第では重厚感とギラギラ感あるものになったと思うんですよね。

恐らく、財前vs東(寺尾聰)がメインとなる「教授選への陰謀」が本作のテーマなのだから、

「ドクターX」風な作りよりかは、

日曜劇場の「下町ロケット」風な作りの方がハマったんじゃないでしょうか。

完全に似せたら去年の某企業買収ドラマと同じになっちゃいますが…

役者を魅せる点においては、財前の「野心を持ってのし上がる」男らしさとか、

東や財前の父・又一(小林薫)の悪どい感じとか、まだまだ薄味な気がするのです。

冒頭の財前が東のそばで囁くシーンは印象的だっただけに…

もっと悔しんでいる姿や、真正面から対立する姿を見たいと言いますか。

岡田さんは役に馴染んできては見えましたがね〜。

 

台詞でのやり取り自体もメリハリがなく、一定のリズムで進んでいる気がするので、

言葉一つ一つにあまり重みが感じられないのも勿体無い。

だから、中々「やりおる…!」とか「こいつぅ〜!」とか、

感情移入出来ないのかもしれないなぁ。

 

全くつまらない訳じゃないので、引き続き第3夜も見てみます…が、

感想の方は私生活の多忙による都合上、

土曜日に放送される第4夜と合同での記事になると思います。

明日はいつも通り、8時 執事→9時 感想UP→10時 インハンド の予定です。

(5/24追記:途中で睡魔が来てしまって時間内に間に合わないため、

5話の執事の感想はパスします f(^▽^;))

最悪でも全5話終わっての総括になっちゃうかな?

 

 

↓総括記事はこちら(第3、4夜は書いてません)↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com