スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 感想|パワハラはどうなったんや…

 

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簡単感想で。「二転三転にさせたい!」「最後に事実を明らかにして驚かせたい!」

作り手がこういう狙いでやっているのは十分に分かるんですけど…

な〜んか惜しいんですよね。本作。

意外性を持たせるなら、過程や伏線が作り込まれてるかどうかが大事なのに。

 

先生が死ぬ前に実は話し合って作戦を立てていたとか、

アシスタントの若月が実は先生の秘密を守って寄り添ってくれていたとか。

それを匂わせる素振りが全然ないまま話が進んで行ったので、

「実はこうだったんだよ〜!」みたいな顔をされても個人的にはピンと来ない。

後出しジャンケンが過ぎるんですよねぇ…orz

氷見の動きや先生たちの動きを、もう少し所々に描いても良かったんじゃないかと。

 

後出しジャンケンも多ければ論点をズラすのも本作はやりがちで。

パワハラは結局してたのかどうかも分からぬまま、

最終的には「自分を晒け出す事が大切だ」といった道徳的なオチに

落とし込まれてしまっていたのが残念でした…。

 

話自体は、師弟で相思相愛という切ないものになっていたので、

要素を整理さえしてくれれば感情移入が出来たのかも。

何か、構成の粗さに気を取られたまま終わっちゃいました(苦笑)

 

OPは今期で一番好きなんですよ、ええ。

 

 

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