*2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度*
1/16:逃亡医F 1話 の感想記事をUPしました。

監察医 朝顔 最終回 感想|歳月を経て出した、朝顔の答え…

 

f:id:rincoro_ht:20190914123408p:plain

 

「あたし、結婚して子供も産んで、お母さんになったよ。」

「心配しないで、みんなといるから。みんなと一緒にいるから、大丈夫だからね。」

これが、試練を乗り越え、仕事に真摯に取り組んできた朝顔上野樹里)の答えであり、

作品を通して視聴者に伝えたかったメッセージでもあった最終回でした。

 

数々の事件は今思えば、朝顔が成長して行くためのきっかけにしか過ぎません。

けれども、その行為は決して無駄ではなく…

確かに"そこに"生きていたという真実。

不詳の死であったとしても、残された家族、これから生まれるであろう命にとっては

何か生きるためのヒントが見つかるかもしれない…というほんの少しの希望。

1つ1つの命と向き合う事で、頼りになる仕事仲間との関わりも通して、

朝顔はいくつもの大きな学びを得てきました。

きっと、何人もの遺体の解剖をしながらも、トラウマでどうしても向き合いきれなかった

母の死を重ねて、じっくりと向き合っていた事でしょう。

 

また、医者は「万能ではない」「弱さを抱えた一人の人間にしか過ぎない」という事実も

朝顔を通して描き続けてきた。

家族パートも毎話丁寧で、動作や食卓、何から何まで違和感なくリアリティに溢れていた。

だから、「家族が支えてくれていたから頑張れた」といった朝顔の答えも

スッと心に響く、納得の出来る結末だったと思います。

 

 

法医学ドラマでありながらも、刑事ドラマでもあり、人間ドラマでもあり…

様々なジャンルが絡み合って生まれたどことなく儚い世界観に

ホロっとさせられる作品でした。

 

朝顔が典型的な「スーパードクター」で周りをあっと言わせる

ドラマチックな作りを重視した訳でもなければ、上層部の陰謀要素もなく、

脇役サゲもなく、むしろ脇役も真摯に仕事に取り組んでいるのだと伝わる描写が

回数を重ねてしっかりされていた所も、本作を好んで見ていた理由の1つ。

 

また、役者陣が魅せる演技に惹き込まれた作品でもあり。

印象的なシーンがあり過ぎて書ききれない程ですが、

今回で言えば、家族が揃った事で初めて、抱え込んでいたものが

自分でも信じられない勢いで一気に溢れ出してしまうかのような

本音を口にする柄本明さんの演技には、涙なしでは見られませんでした…。

茶子先生(山口智子)の、どこかマイペースで、

だけど仕事の時には冷静沈着で頼もしい姿を見せる人柄も。

つぐみ(加藤柚凪)ちゃんのあどけなさも。

平(時任三郎)のお父さん&おじいちゃんっぷりも。

どの登場人物も大好きで、応援したくなる魅力がいっぱい詰まっていた

役者さんばかりでした。

 

最終回が良い感じに締められたので、特別編をやるのには

「ラジハ」の悪夢が蘇って複雑な気持ちではありますが…

こちらは全話興味深く見られた作品なのでね。

また総集編なのでしょうが、朝顔達にあともう一回会えるなんて

嬉しいなぁ…と、ポジティブに捉えたいです。

 

 

↓次回(特別編)の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com