監察医 朝顔 特別編 感想|最後は可愛らしいホームビデオで締める。放送する価値あり!

 

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案の定、全体的に前作と同じ回想ばかりで

「特別編」よりかは「総集編」ではあったものの…

なんでしょうね、この差は。「時間返して!!」って怒りは全然湧かなかったなぁ(笑)

むしろ、見ていくうちに自然と「あのシーンも見たい」「このシーンも見たい」

という気持ちにさせられたので、

「特別編と言いながら総集編にするかどうか」じゃなくて

「本編自体が密度の濃いものだったかどうか」

で、特別編を見た後の印象も変わってくるものなのだと再認識した2時間でありました。

 

まぁね…何度も前作と比べちゃって申し訳ないけどさ…

前作に関しては、最終回での旅立ちシーンを何度も流して、

相手が主人公の事を気づくかどうかっていう伏線も未回収のままであれば、

新たに作られたエピソードも全然展開されなかった点など、

これでわざわざ特別編を作る意味があったのか?と、色々と不満があったからねぇ。

本作は再編集・新録に関しては、震災パートで今まで見なかったような

カットが挿入されているのが伺えましたし、新エピソードも程よく書きながら回想へ…

そして朝顔上野樹里)と桑原(風間俊介)の出会いへ…と

自然と繋がっていく構成も含めて、

ちゃんと特別編として作ろうとしたんだなっていうのが

感じられたものだったと思います。

 

エンドロールで流れるホームビデオも、今まで日常パートを

違和感なく描いてきたからこその賜物であって。

この家族は、こうやって幸せな雰囲気に包まれながら、時にぶつかりながら、

その一瞬一瞬を記録として納めて「こんな思い出もあったね」と笑い合って

今後も生きていくんだろうなぁ…というのが想像出来るラストでした。

 

まるで思い出のアルバムを朝顔達と共に、

1ページずつめくっているかのような特別編。

ああ、ガッカリさせられなくて良かったな…って気持ちが強いです、今は(笑)

強いて言うなら、前々から思ってた「旦那なのに"桑原くん"呼び」が

終始気になりはしましたけども、それ以上に印象に残るシーンが沢山あったので

そんな事は良いよね…なんて、許せちゃいますね。

 

去年の春クールから初回30分拡大、去年の秋クールから11話編成、

そして前作からは特別編と、形式が踏襲されている感じのする月9枠なので、

多分次作も特別編をやったりするのでしょう。

面白いと良いなぁ。「シャーロック」。この調子で、期待してます!!

 

 

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