案の定、「海外ドラマが原作です!」感丸出しの作りでしたね。
まず…現馬(唐沢寿明)達が所属するCTUのアジトがもう日本っぽくないですもん(笑)
私、あの空間デザインを見て、すぐにディ○ニーのスペースマウンテンという
アトラクションの室内が頭を過ぎりましたよ。
後でgoogleで検索してみたら、本作の方が照明が暗かったけれど…
所々で細長い明るいライトが設置されているのとか、SF風な世界観だとか、何となく似てません?
本作と全く関係ない事なので画像は載せませんが、
騙されたと思って(?)検索してみて、共感してくださる方が出てきて欲しいですw
他に気になった事と言えば…
やはり20世紀FOX社との大型プロジェクトだけあって、キャストがかなり多め。
相関図を見に行ったら、こんなに役者さんが出演されるのかとびっくりしちゃいました。
「あまんじゃく」だとは思ったけれど、
いざドラマを見てみたら、佐野史郎さん&仲間由紀恵さん(SP)は「ハラスメントゲーム」ですし、
佐野さん(2回目)&片瀬那奈さんは「ラストコップ」…
最近の主演ドラマの共演者も多いな!という"新たな発見"もありつつ。
(と同時に、「将軍刑事」要素も仄かに匂わせつつ。→LOVE PAPAって…w)
池内博之さんは映し出されるだけで一気に海外ドラマ風味が増しますし、
台詞の発し方で言えば、栗山千明さんが一番
本家に寄せているような感じがしますね(ちなみに、本家は未見)。
会話の応酬は吹替版を聞いているようでしたけど…
「SUITS」よりは違和感はないのかなぁと思っています。
倒置法の多用は共通しているものの、タメる演技はなかったからなのかな?
サブタイトルを見る限り、物語は1話=1時間で構成していくそうで。
てっきり、丁寧にゆったりと物事が描かれて行くのかと思っていましたがそんな事はなく、
1時間内に色々起こり過ぎでしょ!とツッコミたくなるくらいの情報量。
なので、初回は「面白い!」よりも、
登場人物と内容を把握して行く事に必死な方が勝ってしまったって所でしょうか。
"謎"を幾重にも重ねて緊迫感を生み出す作りが海外ドラマの特徴なのかもしれませんが、
この盛り込み具合について行けるかどうかで
本作の印象も変わってくるのかなぁという気がしています。
ぶっちゃけ、木9枠で見たかった感じは否めませんが。
通常全8話程度で終わる「金曜ナイトドラマ」枠が
「24」だけに全24話もやるという気合いの入りっぷりに
期待はしてみたいと思います。しばらく、様子見です。
10/17追記:
2話を見ました。
えっと…残り20話以上も見続けられる自信がなくなりました(笑)
1時間の動きを1話分使って描くという手法が弊害を及ぼしているのかもしれませんが、
話が進んでいるようで全然進んでいないように感じるんですよねぇ。
ざっくり言い換えると、トロい。
物語の進行にメリハリがなく、淡々としているから引き込まれない。
原作「24」のジャック・バウアーって、もっと焦燥感に駆られていて
口調が荒っぽい男性のイメージがあったんですけど違うんですかね。
話が折り返し地点に突入したらそうなるとか?
今の所、現馬も感情が薄く冷静なキャラクターの印象があるから、
「ボイス」で「ハマの狂犬」と呼ばれていた主人公に寄せていた方が
本作にスリリングな雰囲気をもたらしていたように思ってしまうのは私だけでしょうか。
CTUのアジトも外の風景が見えないから"セット感"丸出しだしなぁ…(笑)
トンチキ要素が前回よりなくなったのも、面白味が減った原因ですかね。
って事で、感想はリタイアします。視聴も止めてしまうかも。