俺のスカート、どこ行った? 3話 感想|カンニングしよう!はパワーワード

 

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簡単感想で。

 

前回同様、主要俳優陣3人の出番は程々に抑えつつ

悩みを抱えた生徒と真っ直ぐ向き合うのぶお(古田新太)の熱意を、

窓を割るぞ!なんてユニークな部分も交えながら描かれて行きました。

 

「間違いを許してくれる社会になって欲しい」本当に、今は厳し過ぎはするんですよね。

どうせ大丈夫だろと誰かに甘えて反省しないのはダメですが、完璧な人間はいない訳で…

そういう意味で、誰にでも起こりうるミスに突っかかって相手を追い込む行為は

至極酷な事だと思いました。

自分を責めまくって疑心暗鬼の状態になってしまった光岡(阿久津仁愛)に

唯一エールを与える、世界史ノートの子の存在が嬉しいです。

 

のぶおが光岡を励ます最終手段が「みんなカンニングしよう!」というのには

ビックリせざるを得なかったものの、プライドの高い明智(永瀬廉)を筆頭に

全員が徐々にその流れにのっかるのは、何だかあるあるな感じがしてちょっとホラーでした。

多分、カンニングしたい人っていたんじゃないかな(笑)

私だったら見せてくれるんだから喜んでしたいけどw、でもみんながそうなら…と考えて

合わせてしまうんだろうなぁ。

 

心に刺さる言葉を作るのは上手いし、明智の謎もそれなりに気にはなりますが、

回を重ねるごとに初回の「門を壊す」などのぶっ飛び具合から遠のいて行ってて、

のぶおの破天荒さも薄まってる印象はあります。

あと、女装でゲイである事を強調するのは、カツラを落とす事くらい…なんでしょうかね。

活かし方次第で斬新なドラマになりそうな可能性は秘めているだけに、

熱い教師の学園ドラマ止まりで完結しているのが何とも惜しい。

まぁ、気軽に見やすくて楽しいのは良いんですけども。

 

 

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