後妻業 最終回 感想|ゴチャゴチャっとまとめたなぁ

 

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えっと…あの…「実はコンフィデンスマン的なオチでした!」

なのは別に良いんですけど…

まとめ方が下手過ぎやしませんか(苦笑)

詐欺師=悪人だらけのドラマかと思ったらドロドロな昼ドラになるわ、

急に人情味溢れる話になるかと思ったらサスペンスが始まるわ…で、

全てにおいて頭が混乱しっぱなしのドラマでした。

特に最終回では作風が変わりまくる展開に…正直、「グダグダ」とは正にこの事です^^;

 

ラストでは、小夜子(木村佳乃)と柏木(高橋克典)、

本多(伊原剛志)と朋美(木村多江)の4人で練った計画が成功して

ハッピーエンドではありましたが、

うーん…イマイチ痛快感がないのは、冒頭で書いた駆け足展開だったのが大きいのかも。

何だろう、次々とやって来る展開がカタルシスを薄めてしまった…というか。

勝負に勝ったのなら高笑いするなどして欲しかったし、

負けた側は思いっ切り悔しむ姿を見せて欲しかった。

本来は詐欺師のドラマなんですから、「くそ〜…騙された!」という

大げさな表情や動作をさせた方が面白味があったんじゃないかと思います。個人的には。

ハッキリ「勝った」「負けた」でもなく、何となく4人が楽しそうにしている

所ばかり見せられてもスカッとしませんでした。

 

そして…息子の博司(葉山奨之)の件。いっっち番可哀想。

息子に母が生きてる事はちゃんと伝えたの?

あれから彼が苦しんでるのは目に見えてるよね?

子供は放置して酒飲んで豪遊…で「最強のバディ」これも全然笑えませんでしたわぁ。

 

兎にも角にも、きちんと回収すべき所が回収されてもいなければ、 

起承転結の流れもグダグダ過ぎるという、

何とも締まりの悪い終わり方になってしまいました…。序盤は面白かっただけに残念。

変に湿っぽい話&恋愛事情を挿入するよりかは、

やっぱり最初からW木村が詐欺師コンビとして活躍するドラマにした方が、

楽しく見られたのかもしれません。ゴングがなって喧嘩するシーンだけは好きでした。

 

でも、ちょっと厳しめな上司役が多いイメージのある木村佳乃さんが、

派手派手なオバちゃん役もハマるんだなぁと思えた事が新たな収穫ではありますかね。

奇抜な柄、ショッキングピンクの服もちゃんと着こなせられてたのは本当に凄かったです。

 

 

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