2020年冬ドラマ
西郡(永山絢斗)のキャラ変が激しい。 フン…俺がトップだぜ…なクールなイメージを持っていたんですけど、 いつから一人の患者に感情移入するような医者になったんでしょうね。 ラインで個人的なやり取りもしちゃうしさ。 彼の話は前回で完結したと思ってい…
ラストシーンの神戸ルミナリエのように、 見た者全ての心に"灯火"が宿り続ける、そんな最終回でした。 時を経て、安(柄本佑)が成長した家族を後ろから温かく見守る図は、まるで、 彼が亡くなったとしても思い遣りや優しい気持ちは 私達の世界で生きている…
一言で言えば、「"個性"がありそうで、それが全然見えてこない」 という印象で終わってしまった初回でした。 時計屋に務める主人公という設定や、能力発動シーンに時計を用いるなどして 従来の推理ドラマとは差別化を図ろうとしたのでしょうが、 キャラクタ…
夫の見舞いに来ない妻・奈穂(中島ひろ子)を受けて 娘・沙織(美山加恋)が田中(片寄涼太)に言った言葉 「病気になると、見ないようにしてた家族の問題がはっきり見える」が、 身内で病気にかかった人がいる家族の心境の本質を突いているようで かなり印…
5話という中間地点を踏まえるに、 前回の、愛する夫を失った挫折から立ち直る心(松下奈緒)のエピソードを 今回に持ってきたら良かったのでは…と、ふと考えてしまいましたが、 本作にはもう1つ描かなければならない縦軸がありますものね。 今回は関河(三浦…
今回はゲストの阿部純子さんの危うさと可憐さどちらも漂わせる演技に 大分助けられた気がします。 捜査する人々が再び強行班に絞られただけに、暑苦しい前回よりも見やすかったです。 しかし、2話をきっかけに某役者さんへのブーメランを思わせる台詞遊びは …
今回のゲストは勝野洋さん。 という事で…やはり頭を過ってしまうんですね。御子柴先生by「悪魔の弁護人」の存在が(笑) (面会で沖田(勝野洋)がアップで映るシーンなんて、 右上の放送局のロゴを消してしまえば何の違和感もない、はず…。) それに関係し…
4話にして突然のトンチキ要素。 ヤクザのトップが、出来たての熱々のハンバーグを手でグシャア…とやるのなら、 この人恐ろしいわ…という感じはまだするんですけど、 なぜ話し合いの場で生のハンバーグを捏ねているのか。 お袋みたいな衣装も相まって、真剣な…
頑なに秘密を守りきれる人間と、誠実でいたいがために秘密を明かしてしまう人間とは どちらの罪が重いのか。 …え?まさか、自分の事を誠実な人だと思ってるんです? たかが10万のお金を手にいれるために不正なやり取りをしたり、 宇都宮(渡部篤郎)を勝手に…
内田(綾田俊樹)と山口(本田博太郎)のエピソード… 特に、本来復讐のために使うつもりだった包丁で剥いたリンゴを 一緒に食べるシーンは印象的だっただけに… どうしても小机(広瀬アリス)の恋愛要素と各登場人物の過去小出しの展開が 蛇足に思えてしまう…
デザイナーの奥さんには後で報酬を払ったんだよね?とか、 再建モノだから、採用試験の様子をチラッとでも見たかったような…とか 少し気になる所はあるのですが、 磯野貴理子さんを始めとした看護師達を、後になって人情で連れ戻す…なんてしない 主人公がと…
物語は、東日本大震災当時の2011年から始まり、 1995年、1996年、2000年と時が移り変わっていく。 時間軸が行ったり来たりするのはややこしくて、個人的には好みの手法ではないんですが、 本作に関してはその流れの速さもすんなりと受け入れられちゃうんです…
公式が「3話はジェットコースター回です」って宣伝していたのは知っていたけど… いやぁ、凄いわ。「まさか」って何度言ったことか(笑) 父は犯人になって死刑になります。僕はあなたの息子です。 僕は未来から来ましたと宣言してしまう件。 佐野(鈴木亮平…
松本(伊藤英明)の仏教の教えに影響されていく 三宅(中谷美紀)と児島(松本穂香)のお話。 序盤で三宅と藤森(宇梶剛士)の師弟関係が描かれたのも含め、 今回の話は"成長物語"が軸になっているものだと捉えれば、 宮島(ナオト・インティライミ)の自殺…
あらあら…前回のごちゃごちゃ具合は何だったんだ…と思えるくらいには、 見違えるほど面白くなった第2話(いや、大袈裟じゃなくて、本当に)。 医者と僧侶どちらも掛け持つ主人公、最後にはお経を唱えるという 突飛な設定を前面に押し出した初回でしたが、そ…
阿久津(木下ほうか)の存在にかなり救われる。 カーテンが風に吹かれてヒラヒラしている予告映像を見ていたから、 まさか前回に続いて衝撃的な展開をやるの…なんて思ってましたし。 特に、感情がプツッと切れたように、パソコンのキーボードを勢いよく打つ …
あの騒動から1週間後。 少し落ち着いてきた状態で見始めた第3話ですが… ごめんなさい、この前のポジティブな内容を少し撤回させて下さい。 今回はあんまり面白くなかったです…(ボソッ 「裸の王様」とか「お前はもう終わりだ」とか、 本当に事前に撮影してい…
今回も見やすかった。見やすかったけど… 取材の仕方に色々とツッコミ所が目立ってしまった、かも…(苦笑) 校長達はケイト(吉高由里子)達の 素人から見てもバレやすそうな尾行に気付いて、 もともと予定していたプランAからBに変えてのあの行動だと思って…
綺麗に収まりました。 まぁ、駆け足気味になってしまうのはこの枠ではあるあるだと思っているので、 こうなっちゃうだろうなぁとは予想していましたが…。 辞職を求めた御子柴(要潤)が事務所に戻ってきた理由が 「信じてくれている人=日下部(ベッキー)が…
緊迫感がないな…から、感受性と計画性がないな…に変わる(苦笑) 娘を取り戻した代わりに地位も職も失った圭太(向井理)が、USBだけを武器にして 悪の組織に立ち向かう…という所はアンチヒーロー誕生ともとれる展開ですが、 その割には振り切れてなくて、 …
これは脚本の力が大きいでしょう。 主人公が魅力的に映るように、設定や見せ所が堅実に構築されています。 有原(小泉孝太郎)が発する言葉1つ1つに考えさせられるし、腑に落ちる… それも、思い込みをせず客観的に物事が見られる奥さんの存在がいるからなん…
てっきり今回で解決して、次回はまた別の案件を…なんていう 1話完結式だと思ってました。 毎回同じような事書いちゃいますが、起承転結の"起"が長いから 本来収めるべきであろう終盤のシーンの"転"の部分が持ち越しになっちゃうんですよね。 しかし、"起" い…
これは、あれか。 心(竹内涼真)の迂闊さと無計画さを見守るドラマか(笑) ノートの事、佐野(鈴木亮平)が将来殺人犯になってしまう事を 周囲にバラしてしまった方が有利な気がするんですが。 父親だから言いづらいのは分かるけどさ… 先に言ってしまえば…
2話の感想に追記する形で書き残すつもりでしたが、 文章量がそんなに少なくもなかったため、普通に記事として残しちゃいます。 遅ればせながら3話を見ました。 今回の事件は自殺だというのは読めちゃったものの、内容はそこそこ見られるんですが… 最初と最後…
本作にハマれない理由が何となく分かった第3話。 それはやはり、無理やりコメディ要素を取り入れる所にあると思うんですよねぇ。 今回は、自分は死んでいると思い込む患者と、 大病の後に関西弁しか話せなくなってしまった患者の2人の話。 作り手の意図を考…
全4話という短さで、初回は震災エピソードをほぼ絡めず、 安(柄本佑)が精神科医になるまでの生い立ちだけを描いたのは何故か? と思っていましたが、その構成にしたのも意味があると感じられた2話でした。 安もまた震災をきっかけに、当たり前にあった生活…
岡田結実さんが再びこの枠の主演で「私のおじさん」を思い出される事から、 作り手の笑いのセンスと自分の好みがまた合わないんじゃないかな〜という 期待度低めの状態で見てみましたが… なかなかどうして、結構面白かったです(笑) 先ほどの「ハムラアキラ…
アンティークな内装の喫茶店で、コーヒーを飲みながら推理小説を嗜むかのような 感覚を覚えるドラマでした。 前半はモノローグが多めで、ちょっとテンポがもたついてるのかな? そして、淡々と語らせる事で、これは「自分の身の回りに起こった不幸な体験談」…
豪勢で賑わった結婚式のようで、実は新郎も友達も レンタルおじさんだったというトンデモ設定。 けれども、そんな手鞠(岸井ゆきの)が逞しく、かっこいい女性に思えてしまいます。 ここ最近の岸井ゆきのさんは、ゲストとしても脇役としても、 視聴者の目に…
木内(朝加真由美)の家族に対する心境を聞いての心(松下奈緒)の言葉 「甘えられるのも悪くないですよ」に、ちょっと救われた感じがしたなぁ…。 みんながみんな、甘えたり甘えられたりの支え合いが出来ていたら良いのに… と願わずにはいられない回でした。…