着飾る恋には理由があって 6話 感想|餃子パーティ、ブームなのか?

 

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登場人物同士の心の距離を近づける手法として、

バーベキュー&Wデートで表現するのはよく見かけるけども…

先週の火曜日の「まめ夫」からの、この前の「コントが始まる」からの、

そして今回の本作…で、割と短いスパンで餃子パーティのくだりを見せられている気がする。

コロナ禍だからか?おうち時間を楽しむ事をさり気なく推奨しているのか??

は分かりませんけど(笑)こんな偶然ってあるんですね。

奇しくも、カオスな餃子パーティ、楽しい餃子パーティ、複雑な餃子パーティで、

同じモチーフでも全く違う描かれ方になっている所が面白いです。

 

内容の方は、ミニマリストである事を"着飾っている"駿(横浜流星)メインの話に

突入したって感じでしょうか。

でもなぁ…正直、後半戦になって

「今更1人の登場人物(準主人公)の風呂敷を広げるの?」とは思ってしまいますね。

レストランを潰した過去があった。

そのきっかけは、他の店員と意見が割れた事が始まりだった。

夢も野心も捨て、でも料理は好きだから、

自分だけの店を持ってマイペースに営業を続ける事にした。

ここまで明かされた過去だけでも、今の彼になった理由に納得出来るもんですけど。

まぁ、今更と言えば…初回以来久しぶりに絡む事になるであろう、

母・すみれ(工藤夕貴)の親子関係のくだりもそうなんですけどね。

 

「まだ6話だから…」と好意的に捉えた方が良いのかもしれませんが、

個人的には、葉山(向井理)の言動や、

彼と駿両方に優しく接するどっちつかずな状態の真柴(川口春奈)に対して

わだかまりを抱えてしまっている駿が、想いを言葉にして伝えるという

心情変化を前面に押し出す展開に踏み切った方が、

最終回まで上手くまとまりそうな気はします。

 

あと、1つ引っかかるのは、駿の幼稚な性格ですね。

真柴にはしっかりものを言うけど、自分の事となるとすぐ感情的になるし、

何言われても受け入れようとしない。

最小限で丁寧な暮らしをする「ミニマリスト」と「他人の考えを否定」は

イコールにはならないでしょう。

余分な物を捨てて初めて心にゆとりを持つようになる人の事を指すと

思っているんですが、違うんですかね?

 

一方で、羽瀬(中村アン)の方は、なんかもう怖いです(苦笑)

最初の頃は、髪をバッサリ切られて、本作が新境地になるのかな〜なんて

期待を寄せていましたけど…妊娠騒動以来、自己中なイメージが強くて、

共感しづらいのが残念。(本人ではなく、役のせいです)

唐突にキスした後、陽人(丸山隆平)の反応も見ず

満足気に去っていく姿には…キュンは訪れなかったな…w

 

 

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