それってパクリじゃないですか? 8話 感想|これぞ "ワンチーム"!

 

 

おおお…本作を見ていて、まさか涙がちょろっと出る日が来るとは(笑)

月夜野ドリンクvs本物の怪物」でいつにも増してシンプルな構造だったのもあり、

今までの中で最もスカッとした回でした。

 

また、ここにきて、登場人物の多さが活きてきたんじゃないかと思います。

当初はただ「多いなぁ」くらいの印象でしたが…

今更ではあるんですが、本作の社員の年代のバランスって案外、

若者寄りか年配寄りのどっちかに偏るって事がなく、

新人から中堅、ベテランまで、それぞれ上手い具合に収まっているんですよね。

4話で北脇(重岡大毅)の弁理士になる決意が描かれ、

前回で又坂(ともさかりえ)の発明と発明者を守りたいという信念が描かれ、

そして今回では高梨(常盤貴子)の責任感の強さと

熊井(野間口徹)のブレない考えや上司ならではの頼もしさが描かれて。

他も含めて、そうやって個々の仕事へのプライドの高さが伺える

エピソードの積み重ねで少しずつ影響を受けていった亜季(芳根京子)が、

最終的には自前の真っ直ぐさで社内全体の根気を底上げして

勝利へと導くという流れが、まさしく"連携""ワンチーム"を物語っていて、

チームに愛着を持ちながら見られました。

 

それに伴い、いつもなら亜季や北脇が解決策を見出しグイグイ引っ張っていたはずが、

今回は2人の見せ場は若干控えめで、

代わりに、先輩や上司、社長を前面に出した事も

終盤の熱い展開に繋がったのではないでしょうか。

特に社長(赤井英和)…初めてかっこいいって思いましたよ。

赤井英和さんと言えば、やはり思い浮かぶのは某引越社な訳で、

本作の社長役にキャスティングされた理由が8話でようやく分かるほどでした(笑)

退職願を破く王道パフォーマンスも、交通費1万円差し出す洒落と懐の広さも

社長らしさがありましたし、

何より、一番「ビジネスに正義があったって良い」を体現していた人物だった気がします。

 

清々しい結末に合わせて、主題歌との相性も抜群でしたね。

ここも初めてしっくりきました。

風でも吹いてきそうな主題歌の軽やかなメロディが、

一仕事終えたチームの達成感や爽快感に拍車をかけていたと思います。

 

で、ボスも倒せたし、もうこのまま最終回で良いじゃん!と言いたい所なんですが…

残り2話は案の定、カメレオンティーの特許をあえて出願しなかった件で

話を膨らませる事になるんですねぇ。

ボスとは書きましたが、ハッピースマイルも敵側ではありますしね。

SNSでチラッと原作既読者の呟きを見た感じだと、さらに重〜くなるそうで…?

「やっぱり8話で終わりにした方が…」にならない締めになるよう願っております。

 

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