わたし、定時で帰ります。9話 感想|信頼?それ大事?って言う上司、控えめに言ってヤバイ。

 

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「信頼?それ大事?」

…福永さん(ユースケ・サンタマリア)、それ、

マジで言ってるのかと思いました(笑)

周りより職歴が長いんだから、特にクライアントとのお付き合いでは

信頼感が一番重要だと感じるだろうに…

本当、残業を通してのやりがいしか考えてないんですねぇ。

 

で、何が厄介かって、結婚予定のない部下や仕事にやり甲斐を見出してる部下を狙っては、

褒め称えて相手がやる気出してくれたらこっちのモンだ!っていう手段がね。

人の良さを見出すのは良い事よ。仕事っぷりを否定しないで伸ばすのも上司の鑑よ。

人を操る能力を悪い方向に使わなければ、180度ガラッと尊敬される部長になるだろうに…

本当、この人と関わったら一番タチが悪そうだ。

っていうか、助けてあげようよと東山(吉高由里子)に言う前に、

自分も手伝う事は考えもしないのか?って話。

途中から全然見かけなくなったけど、一体どこで何の仕事してるんどす?仕事、してます?

…あと、案件をファミレスでやったら、社外秘が周りに漏れそうな気がしますよ(ボソッ

 

とまぁ、福永への感想をダラダラ書いちゃいましたけど(笑)

今回は社員全員で残業するエピソード、来栖(泉澤祐希)のエピソードと

柊(桜田通)のエピソードを重ね合わせて、

「何事も休憩を挟むのが体に一番」を伝えた回だったんじゃないでしょうか。

体が強くても、絶対に倒れないって人は多分いないんですよね。

人間の体は正直だから、無理し続ければいつかはボロが出るもの…

迷惑かけたくない!って気遣う来栖くんは頼もしいけれど、時に休ませてあげる事が

周りに迷惑をかけない手段の一つである事にも気づいて欲しい。

東山は基本的に柊と来栖を見守り、歳の近い柊が来栖を変えさせてあげる…とした

描かれ方になっているのが良かったです。

 

演出的にも、みんな残業しているのにもかかわらず、

「私たち頑張って働いてる!」「活気のある職場だぞ!」と言わんばかりに

爽やかな主題歌がその雰囲気を醸し出してる"ズレ"の気持ち悪さを堪能しつつ…

 

それにしても、前回から急激に関係の滞った諏訪(中丸雄一)との今後が気になりますねぇ。

元彼である種田(向井理)をくっつけさせる展開が

いずれ来るんだろうとは思ってましたが、そうなると「仕事>プライベート」で、

彼との恋愛は仕事に負けちゃったって事にならざるを得ないから…

「わたし、定時で帰ります。」というタイトルらしく、諏訪とは結婚して、

最終回はワークライフバランスで納得の行く形で解決してくれる事を願います!

 

 

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