今回は「結婚してからの人生、どうすべきか?」と「仕事のやり甲斐とは?」をテーマに、
パートナーのいる東山(吉高由里子)と賤ヶ岳(内田有紀)の動向を対比させながら、
周囲の人々の考え方の違いも浮き彫りにしたお話でした。
結婚するという行為は、人生におけるターニングポイントの1つであって、
賤ヶ岳の言う通り「相手の人生も全部背負う」事が増えてくる。
それが大前提だから、仕事も就かずそのまま専業主婦になる妻もいれば、
旦那の実家の件を心配して休職を取る妻もいる。
東山は結婚してもバリバリ働くと言う。
どの選択が正しい訳でもなく、状況の流れに乗って、
自分に合った生き方を探して…結婚後はどんな方法をとっても良いのだと、
社会人に向けてだけでなく、現代を生きる人々に向けても
さり気なく提示していた内容だったと思います。
「仕事のやり甲斐」に関して、最初は何のために働いてるんだろうと迷っている状態の
賤ヶ岳でしたが、記念日を大事に覚えてわざわざ帰ってきてくれる旦那さんの存在、
子供達の笑顔を見て…自然と答えが見つけられたようで良かったです。
一方で、今までラブラブだったはずの東山と巧(中丸雄一)は、
人生を共にするとなると、結婚観や価値観にズレが多々あるのが目立ちますね。
巧の種田(向井理)に対しての嫉妬心は、マリッジブルーが関係しているのでしょうか?
前から自分の意見を若干前面に押し出す印象が伺えたので、
このまま最終回までに、別れを切り出す結末になりそうな気もします。
で、あとは、福永(ユースケ・サンタマリア)ね…
残業してる俺たちカッコイイとでも思ってるんだろうなぁ。
種田と二人きりの時に、あの頃も二人で徹夜してたよなって
「良い思い出だったよな〜」のノリで語るんだもん。
「今はそんな余裕は」「なんで?」とか、「このままだと種田が倒れちゃうと思うんだ」とか
事の発端は全てあなたが無茶ぶりな請け負いしたからだよ〜!(笑)
会議だ〜って逃げないで、少しは製作者側の仕事も体験させてあげたいくらいですわ。
東山による説得で、福永が働き方について考え直す展開はいつになるのか。
とにかく、改心待ち!!
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