わたし、定時で帰ります。6話 感想|"いない所で頑張ってる"の言葉が突き刺さる

 

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なんか、今回に関しては、自然と涙がボロボロ溢れてしまいまして…

来栖(泉澤祐希)の言動に当時の私を、いつの間にか重ねて見てしまってました。

 

当時は、来栖みたいに直接クライアントの元を尋ねる職ではなくて、

社内での作業がメインの職だったのですが、

だからこそ甘えが出てしまったのかな〜…と今では後悔しています。

クライアントの悪口を言う事はなくても、何で思い通りに行かないんだ!って

社員の前でキレたくなる気持ち、よく分かる。正直、私もそんな経験をした事があったから。

…なので、個人的には、ダメダメな新人だな〜!とは完全に捉え切れませんでした。

 

「来栖くんのいない所でたくさん準備してるし、

それは良いかっこじゃなくてクライアントに喜んでもらうため。」

「私たちは敵じゃない、チームなんだよ?」

当時の私に本作の出会いがあって、この台詞を聞いていたならば、

その時点で自分の行いを改められていたのかもしれません。

 

来栖も新人だった訳で、仕事に精一杯で周りが見えていなかった。

自分だって頑張ってるのに〜!って気持ちでいっぱいだった。

でも、見えない所で誰にどんな仕事を任せるのか分配したり、

仕事を得るために営業が直接クライアント先にわざわざ出向いたり、

同時に部下の面倒を見る事も掛け持ちしたり…

新人のために動いてくれている社員は何人もいる。

大変そうな顔を出さずに、こなしているように見せる先輩って実は凄いんだぞ、と。

 

そんな感じで、私にとっては今後に向けての戒めとなった回でしたが、

仕事が思うように行かなくて壁にぶつかる若い世代に向けての

鼓舞となる回でもあったんじゃないでしょうか。

(まぁ、この考えには私情が入っちゃってるかもしれませんが^^;

…来栖みたいな人って、多分、早々いないよね。)

 

そして、一方的な意見を押し付けず、種田(向井理)と来栖両方の間にスルリと入って

相手の悩みを解決してあげる主人公・東山の頼もしさ。今回も健在でしたね。

ただ、一視聴者として言うならば、来栖のクライアントに対する悪口の行為は止めるよう、

きつく注意しといた方が良いんじゃないかしら?

種田の新人に対する接し方の注意よりも先にさ。

 

終盤では三角関係の本格化を匂わせる描写がありましたが、

今までの仕事オンリーの話でも十分楽しめたんで、なるべく少なめで!お願いします。

今回は、個人的な過去話が多くなっちゃってごめんなさい(汗)

どこか心を揺り動かされる所があったのでね…ついつい。

 

 

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