わたし、定時で帰ります。1話 感想|「お布団は正義」だけには大きく頷いた

 

f:id:rincoro_ht:20190416233512p:plain

 

※4/23:後で見返してみたらちょっと印象が変わったので、一部の文章を消しました。

キャラクターはやはり漫画的に誇張され過ぎな気はしますが、全く悪人じゃなくて

あくまでも「どこか傷を抱えた人間」のように描かれているのが良いですね。

1人1人向かい合って「みんな定時で帰ろうよ」という話なのかも。

 

うーーーん…はっきりと面白かったと言える作品かどうかはまだ判別が付け難い感じです。

まず、思ってたのと違ってたっていうのが大きいのかも。

 

予告を見るからにはサバっとして潔い主人公だから、

どんな厄介な社員とも上手く対応して、どうしても定時で帰らんとする固い決意を

コミカルでかつキラキラとした作風で仕上げるものだと考えてたんですが…

ちょっと「獣になれない私たち」に近かったですね。

初回を見る限りは、1人に振り回されながらも何とか元気付けようとする

ヒーローの苦労話のようでした。

 

で、1つモヤッとしたのが新人の描写。

今時、話を真面目に聞かない態度をとったり、

自分らしさを盾にして会社に迷惑をかけようとしたりする新人、いる…?(汗)

原作実写化だとは分かっていても、新人=やる気のない人 という

典型的な描かれ方が過ぎて勿体ない気がしました。

あの子、退場なんですかね?行為自体は確かにダメですが、

どうしてその態度を取るまでに至ったのか、どこまで思い詰めていたのかといった

新人ならではの心情も丁寧に描いて欲しかったです。

訳あり社会人に焦点を当てた、働き方改革ドラマですからね。個人的にはそう思います。

 

とまぁ、そんな感じで気になる部分はあったけれど、とりあえず

主人公は相手にそっと寄り添ってくれる人なのだというのが分かって一安心。

着地のさせ方は気になるので、もう少し見てみます。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com