ユニバーサル広告社 〜あなたの人生、売り込みます!〜 5話 感想

 

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

「変わる事は捨てる事」か…。

良く言えば挑戦的だと思えるし、悪く言えば何かを犠牲にするって事だよな。

逆に何も変わらなければただ廃れていって、つまらなくなるって事もあるのよね。

 

でも杉山はこの街にいて、変わらないのも良いなぁ、と思ったんだ。

つまらなくて何の特徴もないこの街だけど、

この「つまらない」をどうにかして活かせないかと考えたみたい。

それが、商店街マップってわけですな。

 

タイトルは「つまらない店。」

ネガティブに感じられる言葉なんだけど、

キャッチコピー次第では面白くなるんだと思った。

売れなくてまずいラーメン屋も、父の味を受け継いでずっと作ってるわけで…

その良さを活かせば「50年変わる事のない正直な味」と伝える事ができる。

他の店もそう。

ある店の場合は店主が頑固な親父だけども、笑顔を見れたら幸せになれるだとか。

ラジオ併設の店の場合はあまり開店しないけども、

たまたま店に入れたらラッキーだとか。

ほんと、言葉の表現次第で人を魅了する事ができる。

つまらないからこそ、この街ならではの味が出てくるんだ。

 

杉山は、この街を変えようと思ってきたわけでは必ずしもないんだよね。

この街にいて気づいた事…変わる事が良いっていうのは絶対ではなくて、

人々と関わる事によって、「変わらない」というのも大切だと知った。

その変わらないという魅力をどこまで引き出せるかが広告なのだと考えたんだろうね。

2話で言ってた「目立たないものを目立たせる、それが広告だ」っていうのが

上手く表現されてたわ。

今回はしみじみと人情味が感じられて面白かったです。

 

このドラマ、脚本が岡田さんと谷口さんの二人体制なんだけど、

後者脚本の方が面白いと感じてしまう(3,5話担当)…多少魅せ方が違うよね。

前者は広告がどれだけ良い評判をもたらすのかを狙っていて。

後者はそれよりも街にいる人の境遇や心情を中心に描いて、

所々の言葉選びが深く考えさせられる感じかな?

あ、2話の和菓子回は確か広告は実現しなかったけど。

私が思うのは…そんな感じ。

 

 

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