ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 2話 感想|米津玄師はアニソンも作ってるぞ〜

 

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どうしよう…本編よりもEDのメイキングの方が面白いという…(苦笑)

 

碧(菅野美穂)のちょっと幼いキャラクターにも慣れた。

好きな漫画について若干早口で語る空(浜辺美波)の姿は

前回よりもオタクっぽく見えた。(自分の事を陰キャとは言わないとは思うけど)

ただ…どうしても、所々で押し付けられる「偏見」「固定観念」が

自分にはグサッと突き刺さってくるのです。

 

オタクだとバレたくないから我慢して米津玄師を歌っている…の"我慢して"は

普通に米津玄師さんとそのファンに失礼ですし、

なんなら、過去にはボカロとかアニメソングとか作られているのに

"キラキラ大学生の象徴"として取り上げられているのは

ちょっと視野が狭過ぎるんじゃないのかと。

広瀬すずだったらな」「井川遥だったらな」

やたらと固有名詞を出してきますけど、

出せば出すほど面白いと思ってそうな気がしてならないです。

本筋と何も関係ない、ただ言わせたいためのギャグに実名が使われるのって…

もらい事故みたいで本人が可哀想。

 

母親世代だったら今のような"オタク"もいなかっただろうから

「オタクが恋愛出来るのか心配…」と思う気持ちも分からなくもないんですが、

ベストセラーの小説家だったら違和感を覚える訳で。

周りとは違った斬新な発想が出来るから売れたんじゃないのか?

人気者こそ世間を俯瞰的に見ているものではないのか?

編集者の漱石川上洋平)こそ業界に携わる人なのに、

「あのオタクな娘さんがデート!?」と

変わり者の話を聞いているかのような小馬鹿な反応をするのも変でした。

 

私の頭が単に固いだけかもしれませんが、

いやいや〜!wとツッコミながら見るっていうよりかは、

いや、それはどうなの…と思ってしまう方が多くて、

作り手が"楽しませたい事"と私が"楽しみたい事"が一致しない感覚が

ず〜っと続いている所に居心地の悪さを感じてます。

 

話の内容自体も、突然「半分、青い。」を彷彿とさせる漫画展開を盛り込んできたり、

脇役の立ち位置の沙織(福原遥)の恋心を描いてきたりと

あっちこっちに寄り道しているから、"母娘の物語"である必要性も感じられないし…

今回の冒頭で、1分も経たない前回のあらすじを紹介するくだりがありましたけど、

これこそ10分くらいで済みそうな内容な気がしてきました(苦笑)

福原遥さんのストーカーキャラもねぇ。年賀状に記載された住所を頼りに

新婚の家に一人でやってくるっていう「半青」のすずめを思い出してしまいましたよw

可愛らしい子になんて役をオファーしたのか。

 

正直言うと、浜辺美波さんと福原遥さんと岡田健史さんによる

学園ラブコメの方が面白そうだったかもなぁ…と思ってます。

これも完走出来るかどうか分からなくなってきました。

来週、感想がなかったらリタイアしたって事で…(汗)

 

 

1/27追記:

3話を見る前にリタイアする事にしました。

作風のクセが強いのは重々承知していますが、

登場人物の節々の言動に"脚本家自身"が投影されているように映ってしまうのが

ドラマとして楽しめなかった一番の理由だと思っています。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com