隣の家族は青く見える 4話 感想

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

普通とは何だろうか。
個人の価値観と考え方次第で、その概念は大きく変わってしまうものでは

ないのだろうかと気付かされた今回。

 

それを表してるのはまさしく「知らないから怖い」という言葉で。
奈々のお母さんの考えは、苦労して不妊治療するより自然に産んでほしいと思っていた。
だけど、大器も不妊治療について知っていき、どうすれば伝わるか調べて動く事で、

母の気持ちが変わったのは意外だったなぁ。
不妊治療について反対だというよりかは、

「普通に産める体にしてあげられなくてごめんね」という母なりの責任感が

あったからだというのが本音だったんだろうけどね。

 

そして、もう一人「普通」に囚われてる人は深雪さん。
ただただ自分の常識にしがみつくだけの普通という概念。
朔とわたるんの件について急遽住民会議を開いて、

朔を甥っ子だと嘘の紹介をした事を指摘した。
子供が見たらどうするの!!とかいろいろ言ってるけど、

結局は「普通」でいたい自分のためなんでしょうに…
ただの偏見にしか過ぎないのにね。
まあ、自分の娘たちや旦那の事、

さらに隣人の事でいっぱいいっぱいになってるのは分かるけども…
自分自身が一番苦しいの、まだ自覚していないようだな。

 

にしても、大器の最後の行動…
ああやって大器が奈々の気持ちに寄り添って思いやろうとするから、

五十嵐夫婦が二人三脚で妊活を頑張ろうと

成長していく様子を見るのがとても楽しいんだ。
五十嵐夫婦だけでなく、どの家庭も葛藤や苦悩をじっくり描いてくれる。
本当に応援したくなるし、幸せになってほしいと思えるので、

そう思わせる脚本がとても上手いなぁ…と好感が持てる!

 

 

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