普通に楽しんで見られました。
前回は案件を解決する過程が凄く物足りなかった分、
今回はちゃんと描かれていた印象です。
8話にして、脚本家が「家政夫のミタゾノ」シリーズの
小峯裕之さんに変更になっていたのも大きな要因でしょう。
公式サイトのスタッフリストには その名前が掲載されていないので、(11/27時点)
視聴者を繋ぎ止めようと急遽テコ入れをしたのかもしれません。
英断でした。これが5話辺りなら、リタイアする視聴者も減ったはずです…勿体ない。
前置きが長くなってしまいましたが、楽しく見られた理由としては、
甲斐(織田裕二)をメインに押し出し、個性が際立っていたからでもありますね。
それに加え、「二つの事件を強引にまとめる」「あっという間に解決する」のではなく、
甲斐が負けそうになる所からの逆転劇という「主人公が負けるはずがない!」と
応援させる要素が、ストーリーに結び付けられていたのも良かったです。
甲斐が目立つ分、ドラマの雰囲気は大人びて小洒落た所が増えましたが、
お姉さん的キャラクターの畠中(山本未來)やベテラン感漂う蟹江(小手伸也)の
出番の多さのお陰で、上手くカバーしてくれました。"大人の時間"たっぷりな1時間。
キャスティングや演技に全く不満がある訳ではない事を前提として、
やっぱり、甲斐と蟹江のコンビで見たかったと思ってしまいましたね…
一緒にいるシーンを見るだけで「このコンビが一番好きだわ」という感覚になったので。
強いて言うなら、パラリーガルの情報漏えいの件や恋愛関係は
特に必要のないエピソードではありますし、
…遊星(磯村勇斗)に限っては、
なぜ「東京でやり直したい」とわざわざ言いに来たんでしょう(笑)
あとは、最終章と煽らなくても良いんじゃないかなぁと。
5話の「第2章の始まり」構成も割と謎でしたからね。
どうせやるのであれば、新キャラの登用とか舞台を移すとか、戦いの構図を変えるとか、
大きな変更をしてから言うべきだと思います。
まぁ、冒頭でも書いた通り、今回は普通に面白かったので
ツッコむのはもう止めにしますね。
最終章も、同じ気持ちにさせるような話を期待します。
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