初回から多才っぷりを発揮しまくってましたね、執事(上川隆也)。
アクションは前作と変わらず健在だけど、カードのシャッフルも瞬間移動も出来ちゃう!
マジシャンみたいと言われてましたが、
もうそのままマジシャンになってもおかしくありません(笑)
事件のからくりは、そんなマジシャンという職だからこその高度な仕組みになっていました。
幕の色を反映させての隠れみの術。
アクリル板にPCを45度の角度で映して、その場にいると思わせるトリック。
自分の稚拙な頭では想像出来ない事続きで、まるでショーを見ているかのような感覚でした。
初回から凝ってますねぇ。楽しかったです。
で、オチは、プロの自覚を持って精一杯表舞台に立つ…という真剣さが伝わるものに。
「一度お客様の前に出たら、何があっても魔法は止めちゃいけない」
つまりは、昔からの合言葉を重んじてやって来た、と。
役に起用されたプリンセス天功さんも、実際に舞台で活躍をされている方。
だから説得力も強かったです。
薫子が起こした行動の真相を知って、感極まった先輩・久美子(浅野ゆう子)の元に
優しい声が重なるゴスペラーズの主題歌…うん、しっくりハマってたと思います。
奥様役が吉行和子さんに変わったのには正直まだ慣れませんが、
吉行さんなりのおしとやかさは十分醸し出されてました。
新たな相棒(?)として楽しめそうではあります。
↓次回の感想はこちら(2話の感想はありません)↓