終わっちゃいましたね〜…。
カモメ(黒木華)とはお別れ。4人で挑んだコンペの結果は落選し、
内田(ベンガル)とアレグリ(森川葵)はそれぞれの道を進んで事務所を退社。
内田はデザイナーとしての仕事に囚われない生き方をする事に。
アレグリは新たな才能を今の事務所で発掘してくれた「手書きフォント」を活かして、
フリーランスとして挑戦してみる事に。
再び2人体制に戻ったデザイン事務所。恋人を失った渋井さん(光石研)。
それでも懲りずに、季節が春に変わったらまた新たな女性に一目惚れし、
彼女のために人形をプレゼントしてあげようと一生懸命制作する…で、本編は終わり。
視聴者には見えない画面の外でまた「いつもの日常」が続いていくんだなぁと思える
本作らしい最終回でした。
若い女の子が大好きな所。ちょっと痛い所。すぐ調子にのっちゃう所。
プロフェッショナルが感じられる所。一緒に働く仲間を信頼している所。
些細な事や苦労した事、色々経験してきたものの、
全話を通して「いつもの渋井さん」なのには変わりなかったですね。
変わらないけれど決してマンネリ化という訳ではなく、デザイナーあるあるネタも絡めつつ、
あくまでも「渋井直人の日常」を切り取ったような作りになっていたのが良かったです。
女の子と良い感じだとすぐその気になっちゃう姿は
端から見ると本当に滑稽で、本当に変なおじさん感漂う主人公なんですが、
それを光石研さんが演じる事で一気に愛らしさが増したんだと思います。
和やかな雰囲気を醸し出されてました。
ヘナっとした役には安定感があります。
渋井さんとの掛け合いは毎回楽しかったです。一緒にダンスするシーン、好きでしたw
勿論、次々出てくる個性的なゲストも見所の一つ。
設定に負けずに見事に溶け込まれてる役者さんばかり!
それらの要素も含めて全く外れなしの作品となりました。
12話だけじゃ勿体ないですね〜。1年通して渋井さんの日常をもっと見ていたい。
だって…毎日何かしらのハプニングが起こりそうだから(笑)
↓前回の感想はこちら↓
↓今までの感想はこちら↓