嫌な予感が当たっちゃいましたねぇ…
サブタイトルが「渋井直人の窮地」なだけに、
仕事も恋も上手く行かない(行きそうにない)事態に陥ってしまいました。
渋井(光石研)さんの唯一の癒しであったカモメ(黒木華)には、
二股をかけられていたという新事実も発覚。
旅行の話を聞いてる時に純粋に喜ばないのがおかしいな〜とは思ったんですが、
そうなって来ると、うーん、またフラれる結末になるんでしょうか(泣)
仕事方面も、新人2人が原因で、今まで頼まれてきた雑誌の仕事が
なくなりそうな状況にいる渋井さん。
モード内田(ベンガル)は、作業が上手くいかないとすぐに暴れ出す。
もう1人雇ったアレグリ(森川葵)は、自覚症状なしに物を盗んでしまう。
完全に業界では「厄介者」扱いされてるみたいです。
雑誌依頼のために人員募集してせっかく準備してきたのに、
雇った2人が原因で仕事を降ろされてしまうとは、元も子もないですよね…。
でも、渋井さんはその話を聞いても、決してクビにしようとはしませんでした。
「良い仕事には自然と良い人が集まってくる」「良い物を作れば勝てる」
これらの信念の元で、仕事を続ける気は満々。
そして、渋井さんの新たな格好良さが垣間見えるシーンもありました。
愚痴をこぼす杉浦(岡山天音)と彼女・ヒカル(穂志もえか)との会話です。
渋井さんはダメな人間に甘いんだよね〜と言う杉浦に対して、
ヒカルが返したのはこの言葉。
「自分だってミスとか失礼な事とか言っても、
今まで散々許してきてもらったんじゃないの?」
確かに、杉浦も入社当時だったら、あの2人と多分同じくらいで、
もっとバカ正直な性格でいたのかもしれません。
でも今になっては、渋井さんと絆を深め合うような関係になるまで成長しています。
どんなに厄介でも直ぐに見限らない。
自分もダメな部分がある事を認めた上で相手とも向き合う。
渋井さんの"人としての優しさ"がさりげない会話を通して感じられる、
良いシーンだったと思います。
コンペが出来レースである事、カモメが二股をかけている事をまだ知らない渋井さん。
視聴者側は既にそんな裏事情を知っているからこそ、
次の展開がどうなるのか、どう対処していくのか。目が離せません。
とりあえず…直向きに作業に取り組む姿に、文字通りの
「えいえい…おーーー!」というエールを送ってあげたいです。
LINEの会話で渋井さんの心境を表す最後の演出。粋でしたねぇ。
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