さすらい温泉♨︎遠藤憲一 11話 感想|ヒーロー感溢れる健さん…の巻

 

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いつも人情深い性格で何人もの女性を救っていく健さん遠藤憲一)ですが、

今回はその魅力がググッと増していたように思います。

 

話の大まかな流れとしては、幼い頃に両親を亡くし、更には6歳の息子を亡くして

旦那と別居状態にある真歩(野波麻帆)が、

当時は猟師だった祖父との思い出の場所である養老温泉の滝で、

命を絶とうとしていた…という感じ。

そんな過去を持つ彼女に、何か救いの手は差し伸べられないだろうかと考え

健さんが見つけた答えは、「猟師姿の祖父になり、滝で一緒に猪鍋を食べる」事でした。

 

真歩が旅館にいないと知って探しに出た健さん

その時の主題歌のタイミングが抜群で、いつも以上にヒーローのように感じられましたね…。

一気に頼もしい存在に見えました。

猟師姿になっている時も、あまり喋らずあくまでも

「おじいさん」として寄り添おうとする想い、そして「大切な人は心の中にいるよ」と

動きで伝えてあげる所も良かったです。

 

真歩のエピソードは切ないものでしたが、それと対比をとるような

謎のおじいさんの存在感も、何とも奇妙で面白い。

その人が実は真歩のおじいさんの幽霊だった…というラストも印象的でした。

 

それにしても、あまりにも髪型が違うから、

最初は野波麻帆さんだと分からなかったなぁ。

ハケン占い師アタル」では真面目だけど変人…な役ではありましたが、

本作では、儚げでどこか影のある女性も見事に演じてらしたと思います。

 

次回で最終回ですが、芸能界引退の話とどうやって着地させるんでしょうね。

 

 

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